電気料金を少しでも抑えたいということで電力会社の乗り換えを検討している方も多いと思います。
いきなりですが安くするポイントは
■あなたの電気使用量がどのくらいか
電気使用量でおすすめの電力サービスやプランが変わってくるから
■単純に電気料金で比較するのかキャンペーンなども含めて比較するのか
キャンペーンは最初だけなので1年スパンで考えるとお得だが10年など長期で見るとそうでもなくなるので短期スパンで乗り換えも検討するのかどうかで選ぶ電力サービスも変わってくる
というところです。
このあたりは人それぞれ違いますからね。
そして、電力自由化から電力サービスを提供している企業は増えてきましたけど、四国電力エリアは東京電力エリアや関西電力エリアなどに比べると対応していないところも多いです。
なので選択肢も減ってしまいます。
とはいえいろいろ調べてみると対応している電力サービスはいくつもありますので紹介したいと思います。
四国電力エリア対象電力サービス
四国電力エリア対象の主な電力会社を調べてみると結構ありました。
auでんき
スマ電
ヤマダのでんき
HISでんき
じぶん電力
みんな電力
エネワンでんき
シン・エナジー
ミツウロコでんき
太陽のでんき
昭和シェルの選べる電気
東京電力(TEPCO)
自然電力のでんき
AIでんき
Looopでんき
TOSMOでんき
おうちでんき(ソフトバンクでんき)
エルピオでんき
ピタでん(F-Power)
楽天でんき
親指でんき
丸紅新電力
大体有名で大手の電力サービスは対象だったりします。
ではここからどこの電力サービスが良いのかというところですが、まずそれぞれの家庭の電力使用量などによっても変わってきます。
あなたの電気使用量がどのくらいかで選ぶ電力会社が違う
なぜかというと電力会社によって料金体系が全然違っているからです。
まず料金体系で分けてみたいと思います。
基本料金0円+従量料金
電力自由化になって出てきたわかりやすい料金体系です。
基本料金が0円で使った分だけ料金がかかるというものです。
たとえば「楽天でんきの一般家庭向けのSプラン」だとこんな感じです。
エリア | 基本料金 | 従量料金(税込) |
四国電力エリア | 0円 | 24.50円/kWh |
この料金体系の場合一人暮らしなど電気をあまり利用しない家庭の場合は現在の料金よりも割高になってしまう可能性が高いです。
ある程度電力を使用する家庭向けの料金体系といっても良いと思います。
しかも比較がしやすくどこが安いのかわかりやすいです。
ピタでん(F-Power)とかが安いことがわかると思います。
基本料金+従量料金
・HISでんき
・じぶん電力
・みんな電力
・エネワンでんき
・シン・エナジー
・ミツウロコでんき
・太陽のでんき
・昭和シェルの選べる電気
・東京電力(TEPCO)
・スマ電
・自然電力のでんき
・丸紅新電力
これは昔からある旧四国電力の料金体系と基本同じものです。
たとえば「HISでんき」の従量電灯A5 料金単価が6%OFFの場合
料金分類 | 四国電力2019年12月の単価 | ウルトラ四国 |
基本料金四国電力は最低料金(最初の11kWhまで) | 単位/1契約 | |
411.4円 | 386.72円 | |
従量料金 | 単位/1kWh | |
最初の120kWhまで四国電力は11kWh超過120kWhまで | 20.37円 | 19.15円 |
120kWh超過300kWhまで | 26.99円 | 25.38円 |
300kWh超過 | 30.50円 | 28.68円 |
といった料金体系になっていて安くなっていることがわかります。
自然電力のでんきは若干料金体系が違っている部分はありますが、他はどこも基本同じです。
そして、どこの電力サービスも大体四国電力よりも少し電気料金が安くなっているというのがほとんどです。
なので一人暮らしなどで電気をほとんど利用しないという方でも若干お得になる可能性が高い料金体系だということが言えます。
当然多く電気を利用する家庭もおすすめです。
電気使用量に対してポイントがもらえる・割引される
ここは電気料金が安くなるわけではなくて、電気使用量に対してポイントがもらえるという特典があります。
たとえばauでんきの場合
電力料金 | ポイント還元率 |
5,000円未満 | 1% |
5,000円~8,000円未満 | 3% |
8,000円以上 | 5% |
となっていて電気使用量が多いほどポイント還元率も高くなっています。
ただ、電気料金で言うとそんなにお得にならない場合が多いです。
通信サービスなどとセットで利用すると割引される
・おうちでんき(ソフトバンクでんき)
@niftyは通信サービス、おうちでんきはソフトバンクの契約されている方はセット割で割引されるプランや特典があったりします。
一つにまとめたいという方にはおすすめですが、ただ、電気料金で言うとそんなにお得にならない場合もあるのでしっかり比較が必要です。
ある程度電気料金がどこがお得なのかわかると思います。
あとは電力サービスによってキャンペーンや特典があるところもあります。
キャンペーンや特典もチェック
むしろ電気料金よりもキャンペーンや特典を比較して決めた方がお得になる可能性が高いと思います。
なぜかというと電気料金を比較してみるとわかるのですが、1番安くなる電力会社と2番目、3番目に安くなる電力会社を比較すると1年間でお得になる金額は数百円くらいしか変わらなかったりします。
四国電力の旧プランから新電力の安いプランに変えると1年間で数千円とかは変わってきますけどね。
キャンペーンを見てもらうとわかるのですが、3000円割引とか10,000円のAmazonギフト券プレゼントとか普通にあります。
金額的に考えれば明らかにキャンペーンを考えて選ぶ方がお得になる場合が多いです。
ただ、これは1年スパンなどで考えた場合です。
キャンペーンの特典は、はじめだけしかもらえないので10年など長期で考えるとお得度が減ってきます。
なので1年スパンなどで乗り換えるという形で利用するのも一つです。
解約手数料がかからない電力会社も多いので乗り換えもしやすいです。
普通に電気料金が上がってもキャンペーンがお得だから契約するというのも一つです。
ただ、キャンペーンの注意点としては条件があって〇〇ヵ月継続が条件というところがほとんどなのでしっかり条件をチェックしてみてください。
そんなに難易度が高いわけではないので問題ないかと思います。
あとは楽天でんきなどはキャンペーンに加えて楽天スーパーポイントが付いたり特典もあったりしますのでお得になる可能性があります。
キャンペーンに関しては開催していない電力会社もありますし、時期によって開催していたり、していなかったりいろいろです。
公式サイトではやっていないけど、電力会社一括シミュレーション比較サイトの「エネチェンジ」経由で行っていたりもするので、どこでキャンペーンを行っているのか、どこがお得かチェックされると良いと思います。
まとめ
チェックポイントとしては
・電力使用量で選ぶ電力会社やプランが変わってくることを把握
・電力会社によって料金体系が違う
・キャンペーンなどの特典もチェック
・長期的に乗り換えせずに選ぶなら電気料金重視
・1年スパンなど乗り換えを検討するならキャンペーンなどの特典重視
こういったところかなと思います。
人によって電力使用量も違うし、料金体系も違うので選ぶ電力会社は変わってくると思います。
これが多くの方で電力乗り換えで迷う原因になっていると思います。
このあたりを把握して選ぶと良い選択ができるのではないかと思います。
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