電力自由化でいろいろな会社が電力サービスを提供していますが、これまで40社以上の電力サービスを提供している会社を見てきましたけど、北海道電力エリアは対象外のところが多いです。
東京電力(関東)エリアはほとんど対応しているので選択肢はとても多いですけど、北海道電力エリアに対応している電力会社は少ないです。
それでも探すと対応しているところもあるのでおすすめも含めて北海道電力エリア対応の主な電力サービスを一気にまとめて紹介したいと思います。
北海道電力対応の電力サービス
・auでんき
・HISでんき
・J:COM 電力
・Looopでんき
・TOSMOでんき
・ピタでん(F-Power)
・楽天でんき
・おうちでんき(ソフトバンクでんき)
・エゾデン
・ミツウロコでんき
・ヤマダのでんき
・太陽のでんき
・昭和シェルの選べる電気
・自然電力のでんき
・東京エナジーパートナー
・丸紅新電力
調べてみるとこんな感じで結構ありました。
この中でどこの電力サービスが良いのか?ですが、当然電力使用量などでも変わってきます。
ここで特徴別に分類して紹介したいと思います。
通信や電話などセットでお得・ポイントで付与
ひかり通信や携帯電話などのサービスとセットに利用するとお得になる電力サービスです。
auでんきやヤマダのでんきなどは電気料金は北海道電力と変わりませんが、そこから電力使用量に応じてポイントが還元されるというシステムです。
電気料金的には基本的にはそれほどお得にならないものが多いですが、一人くらいとかなら現在の電気料金よりもお得になる場合が多いと思います。
基本料金0円+従量料金の使った分だけの料金体系
電力自由化で出てきた料金体系で基本料金が0円で従量料金も一律なのでわかりやすい料金体系ですね。
知名度のある電力サービスも結構こういった料金体系のところもあります。
A(アンペア)などによって割高になるか割安になるのかが結構変わってきます。
北海道電力と同じような基本料金+従量料金の料金体系
北海道電力とほぼ同じ料金体系の電力サービスで北海道電力よりも安く設定されているところが多いです。
まず北海道電力の料金体系はこちらですね。
従量電灯B相当 | 北海道電力 | |
基本料金 | 10A | 341円00銭 |
15A | 511円50銭 | |
20A | 682円00銭 | |
30A | 1,023円00銭 | |
40A | 1,364円00銭 | |
50A | 1,705円00銭 | |
60A | 2,046円00銭 | |
電力量料金(1kWh) | 最初の120kWhまで | 23円98銭 |
120kWh~280kWhまで | 30円27銭 | |
280kWh以上 | 33円99銭 |
※2019年12月更新
A(アンペア)ごとに基本料金が違っていて電気使用量によっても料金が変わってくる料金体系です。
基本的に現在よりも電気料金が安くなる場合がほとんどだと思います。
ではこういった料金体系で違った電力サービスでどこが良いのかというところです。
北海道で電力会社を選ぶならどこ?
まず初めに1ヵ月、1年での電気使用量でおすすめの電力サービスも変わってきます。
例えばピタでんは基本料金0円+従量料金の「使った分だけプラン」もあれば、基本料金+従量料金の「使いたい放題プラン」があります。
HISでんきなんかはプランもA(アンペア)ごとにいろいろあって「ママトクプラン」なんかもあったりします。
電力サービスでもプランがいろいろあるわけです。
なので結局はA(アンペア)、あなたの電力使用量でシミュレーションして比較する必要があります。
基本料金+従量料金の場合は通信や電話などセットでお得・ポイントで付与の電力サービスは一人暮らしとか電力使用量が少ない人でも現状より若干はお得になる場合が多いと思います。
基本料金0円+従量料金の使った分だけの料金体系の場合はA(アンペア)なども電気料金に大きく関係してくるので電気使用量と合わせてチェックしてください。
では一般家庭向けプランで基本料金0円+従量料金のプランの電力サービスで比較してみます。
基本料金 | 従量料金 | |
Looopでんき | 0円 | 29.50円/kWh |
TOSMOでんき(家庭用プラン) | 0円 | 29.54/kWh |
ピタでん(使った分だけプラン) | 0円 | 28.77円/kWh |
楽天でんき(プランS) | 0円 | 30.00円/kWh |
電気料金だけで言うとピタでん(使った分だけプラン)ですね。
ただ、ここで楽天でんきの場合は「楽天スーパーポイント」が付いたり+特典があります。
基本料金+従量料金の料金体系の電力サービスも料金をみたりシミュレーションして比較するとどこがお得になるのかは分かってくると思います。
でシミュレーションしてわかることは安いところで2、3か所の電力サービスをシミュレーションして比較してみると1年間の電気料金の差が電気使用量にもよりますが、1,000円とか数百円程度だということがわかると思います。
キャンペーンは外せない
もっとお得になる方法としてはやっぱりキャンペーンです。
それぞれの電力会社ではキャンペーンを行っていたりします。行っていないところも結構ありますが。
このキャンペーンで4,000円分お得になったり、10,000円以上お得になるキャンペーンを行っているところもあります。
電気料金的には1年間で換算すると数百円くらいしかお得にならなくて、ほとんど変わらなくてもこのキャンペーンで10,000円以上お得になる場合もよくあります。
1年とかで乗り換えるとかっていう方はキャンペーンを利用するのが良いと思います。
キャンペーンはそれぞれの電力サービスの公式サイトでも開催されていたりしますし、エネチェンジなどの電力情報の比較サイトでも開催されています。
まとめ|で結局お得なのはどこ?
で結局お得なのはどこ?って考えたときに1年間で考えると電気使用量にもよりますが、キャンペーンも併せて考えると、エネチェンジのキャンペーンを利用した「自然電力のでんきSE30」がお得になるのかなと思っています。
キャンペーン内容も変更されるのでタイミングによっても変わってきますけど、ある程度電気使用量をがある家庭なら電気料金的にもお得になると思いますし、キャンペーンでAmazonギフト券ももらえて実質的には現時点では年間10,000円(キャンペーン内容によって変わりますが)以上お得になる方も多いのかなと思います。
あと解約違約金がかかる電力サービスもあります。
例えば1年未満の場合は2,000円とかですね。
いつ解約しても解約金がかからない電力サービスも多いですけどチェックしておいでください。
チェックするところは
・A(アンペア)、電力使用量によっておすすめの電力会社もプランも変わる
・単純に電気料金だけでなくポイントやキャンペーンでもお得かどうかが変わってくる
・1年スパンで乗り換えるのか10年以上継続して利用するのかでも変わってくる
・解約違約金(大体2,000円~3,000円程度くらい・解約違約金がかからないところも多い)
といったところでしょうか。
北海道電力エリアも意外に電力サービスがあります、お得になる方法はあるのでチェックしてみると良いと思います。
コメント