電力自由化で電力会社、ガス会社、通信系会社、ネット系会社、その他いろいろなサービスを展開している会社が電力サービスに進出している中で今回紹介するのが「昭和シェルの選べる電気」です。
昭和シェルといえばガソリンスタンドが思い浮かぶと思います。
では昭和シェルの電気っていいの?ってところですよね。
企業はとても有名でご存知かもしれませんけど、まずは企業情報から料金、他の電力会社の比較などをしていきたいと思います。
ではまず先におさえておきたいポイントをまとめると
・解約事務手数料はかからない
・「カーオプション」でお得になる
・オール電化プランがある
・対象エリアは北海道電力エリア|東北電力エリア|東京電力エリア|中部電力エリア|北陸力エリア|関西電力エリア|中国電力エリア|四国電力エリア|九州電力エリア
というところでしょうか。
まずは会社概要から紹介したいと思います。
昭和シェルの選べる電気の会社概要
会社名 | 出光興産株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号 |
設立日 | 1940年3月30日 |
資本金 | 1,684億円 |
出光昭和シェルといったほうが馴染みがありますよね。
超大企業ですね。
では昭和シェルの選べる電気の料金を紹介していきたいと思います。
昭和シェルの選べる電気の料金プラン
まず対応エリアは
東北電力エリア
東京電力エリア
北陸電力エリア
中部電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
九州電力エリア
と沖縄以外は対応しています。
料金プランはエリアによって違いますが、
・深夜におトクな 「オール電化プラン」
・しごとのための 「低圧電力プラン」
となっていて
車を持っている方にお得な
があります。
ポイントの一つは「カーオプション」ですね。
では料金を見ていきたいと思います。
くらしのための「Sプラン」
まずスタンダードなプランでどなたでも従来の旧電力会社の電気料金よりも安くなるプランになっています。
エリアで料金が違うので一つ「東京電力(従量電灯B」と「シェルSプラン」を比較してみたいと思います。
「東京電力(従量電灯B」と「シェルSプラン」を比較
東京電力従量電灯B
契約電流アンペア | 基本料金 | 電力量料金 | ||
10A | 286.00円 | 120kWhまで | 121kWhから300kWhまで | 301kWh以上 |
19.88円/kWh | 26.48円/kWh | 30.57円/kWh |
シェルSプラン
契約電流アンペア | 基本料金 | 電力量料金 | ||
10A | 286.00円 | 120kWhまで | 121kWhから300kWhまで | 301kWh以上 |
19.88円/kWh | 24.44円/kWh | 26.18円/kWh |
※2021年3月18日
こうやって比較すると121kWhから安くなることがわかります。
深夜におトクな 「オール電化プラン」
オール電化住宅に住んでいる方で夜に給湯器を使うお客様にぴったりのプランということです。
基本料金が割安で夜間の電気料金がお得になるように設定されています。
東京電力スマートライフS/Lに比べてシェルオール電化プラン(10kVA)は従量料金は同じですが、基本料金がお得になります。
しごとのための 「低圧電力プラン」
業務用エアコンや、エレベーターなどで動力契約をされている方向けのプランです。
省エネ割引ということで基本料金が割引になります。
従量電灯Cや低圧電力など契約内容によってどれだけお得か変わってくるのでシミュレーションされると良いと思います。
「カーオプション」
そして、昭和シェルの選べる電気の一番の特徴はやっぱり「カーオプション」ですかね。
・電気自動車(EVコース)の場合電気代が月200円引き
となっています。
車によく乗られる方は一つ選択肢になるのかなと思います。
では他の電力会社と比較してみたいと思います。
昭和シェルの選べる電気と他の新電力会社と比較
まずカーオプションでガソリン料金が安くなるので単純な比較が難しいのですが、
基準は
・東京電力との比較
・従量電灯B
・30A
1月の電力使用量を「200kWh」、「500kWh」、「700kWh」「1000kWh」
※2019年7月のシミュレーション
昭和シェルの選べる電気、プラス「ガソリン車、1ヶ月の給油量「30L」」
で計算したいと思います。
電気代 | ガソリン代 | |
200kWh | 年間504円おトク | 年間720円おトク |
500kWh | 年間6,683円おトク | |
700kWh | 年間13,265円おトク | |
1000kWh | 年間23,753円おトク |
という感じです。
ではおすすめの別の電力会社で「あしたでんき」と比較したいと思います。
あしたでんきでは昭和シェル石油株式会社とシミュレーション比較することができます。
ただ、比較できるプランが2019年3月31日に受付を停止したプラン(ドライバーズプラン、ホームプラン)になっています。
一応現在停止しているホームプランで比較してみます。
・30A
・1月の電力使用量を「200kWh」「500kWh」「1000kWh」
※2019年7月のシミュレーション
で比較すると
昭和シェルの「ホームプラン30A」とあしたでんきの「標準プラン(30A)」を比較すると
こんな感じの結果になりました。
電気使用量(1月) | 電気代 |
200kWh | あしたでんき年間2,566 円(税込)お得 |
500kWh | 昭和シェル年間4,604 円(税込)お得 |
1000kWh | あしたでんき年間4,284 円(税込)お得 |
ちょっとすごく比較しても選択が難しい結果になりましたね。
現在のプランとは違うプランで比較しているので、今度はそれぞれの電力会社のシミュレーションで上と同じ条件で東京電力と比較してシミュレーションしてみました。
電気使用量(1月) | 昭和シェルでんき(ガソリン割引含むガソリン車、1ヶ月の給油量「30L」で計算) | あしたでんき |
200kWh | 年間合計1,224円おトク(12か月の合計 1620 kWh ) | 年間合計1,852 円(税込)おトク(12か月の合計 2145 kWh ) |
500kWh | 年間合計7,403円おトク(12か月の合計 4051 kWh ) | 年間合計10,610 円(税込)おトク(12か月の合計 5370 kWh ) |
1000kWh | 年間合計24,473円おトク(12か月の合計 8099 kWh ) | 年間合計47,299 円(税込)おトク(12か月の合計 10747 kWh ) |
1年間の電力消費量に違いがあるのですが、現在のプランならあしたでんきの方がお得になるかもしれませんね。
東京電力エリアでおすすめの電力会社をまとめて紹介してしていますので良かったらチェックしてみてください。
ではメリットデメリットを見てみたいと思います。
昭和シェルの選べる電気のメリット・デメリット
昭和シェルの選べる電気のデメリット
特にデメリットというのは見当たりませんね。
解約手数料などもかかりませんからね。
昭和シェルの選べる電気のメリット
解約手数料や違約金が発生しない
違約金はございませんので、安心してご利用ください。また、プランの変更も可能です。
ということなので安心して利用できますね。
供給エリアが多い
「北海道電力エリア」「東北電力エリア」「東京電力エリア」「北陸電力エリア」「中部電力エリア」「関西電力エリア」「中国電力エリア」「四国電力エリア」「九州電力エリア」と沖縄以外は利用できます。
車を持っている方にお得
「カーオプション」があるのでガソリン代がお得になります。
とはいえ電気料金が高ければ意味がないので、比較対象の電力会社の電気料金とどちらがお得なのか比較することが大切です。
昭和シェルの選べる電気を利用するならキャンペーンをチェック
昭和シェルの選べる電気を利用するならキャンペーンもチェックです。
まず公式サイトをチェックしてみるとおそらくキャンペーンは行われていないと思います。
ですけど、電気・ガスの一括比較シミュレーションサイトの「エネチェンジ」では昭和シェルの選べる電気のキャンペーンが掲載されていることがあります。
現在これを書いている時点では「出光昭和シェルに申し込むと、1,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施中」でした。
他にもキャンペーンでお得になる大手電力会社が多く掲載されているのでチェックされると良いと思います。
昭和シェルの選べる電気の口コミ
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昭和シェルの選べる電気まとめ
昭和シェルの選べる電気のプランは2019年3月31日に受付を停止したプラン(ドライバーズプラン、ホームプラン)があって現在は違うプランになっています。
そして、やっぱりポイントは「カーオプション」ですね。
ただ、結局そのカーオプションで割引になる料金を合わせても他の電力会社の方が安いのであれば安い方がいいですね。
カーオプションの割引も含めた料金と合わせてどちらがお得になるのか比較してみることが大切です。
あとキャンペーンも含めて決めると良いのかなと思います。
プランもいろいろありますし、あなたに合ったものを選んでシミュレーションして比較してみると良いと思います。
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