リミックスでんきは東証二部上場企業で電力事業にも参入してきています。
ではリミックスでんきはお得なのか電気料金やチェックポイントなど様々な角度から紹介したいと思います。
ここでは
・リミックスでんきの料金プランの特徴
・リミックスでんきと他の電力会社と比較
・リミックスでんきまとめ
とう流れで紹介していきたいと思います。
リミックスでんきのチェックポイント
ではまず先におさえておきたいポイントをまとめると
・解約手数料がかからない
・電気代割引プランは旧電力会社の5%OFF(低圧電力メニューの場合には一律2%OFF)
・仮想通貨付与プランは電気代の5%相当を仮想通貨で還元
・対象エリアはプランによる
というところでしょうか。
電気料金プランに関しては次に紹介しますが、仮想通貨付与プランは電気代の5%相当を仮想通貨で還元というところも面白いところですね。
エリアは沖縄電力エリア以外が対象となっています。
リミックスでんきの料金プランの特徴
では次はリミックスでんきの料金プランの特徴を見てみたいと思います。
一般家庭向けのプランで言うと
・仮想通貨付与プラン
・使い得プラン
などがあります。
電気代割引プランの特徴
電気代割引プランは「旧電力会社の5%OFF(低圧電力メニューの場合には一律2%OFF) 」というところで
公式サイトでは「現在の電気代(従量電灯)」から5%OFFということですが、これちょっとわからないと思いますが、例えば東京電力エリアの場合は東京電力従量電灯BやCから5%ということになります。
例えば東京電力従量電灯Bの場合はこうなります。
東京電力従量電灯B | リミックスでんき | |
10A | 286 | ー |
15A | 429 | ー |
20A | 572 | ー |
30A | 858 | 815.1 |
40A | 1144 | 1086.8 |
50A | 1430 | 1358.5 |
60A | 1716 | 1630.2 |
最初の120kWhまで(第1段階料金) | 19.88 | 18.88 |
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) | 26.48 | 25.15 |
300kWhをこえる | 30.57 | 29.04 |
ちなみに20A以下の契約の方は利用できませんので注意してください。
リミックスでんきの料金プランに関してはこちらをチェックされると良いと思います。
なので電力自由化になってすでに他の電力会社に乗り換えている方はその電力会社のプランの5%OFFになるわけではないので注意してください。
仮想通貨付与プランの特徴
仮想通貨付与プランは電気代割引プランの5%OFF分が仮想通貨で付与されるということですね。
仮想通貨は日々変動しているので上がって得する可能性もありますし、下がって損する可能性もあるということですね。
ちなみに仮想通貨のビットコイン(BTC)の受け取りには、株式会社ビットポイントジャパンの口座が必要になります。
株式会社ビットポイントジャパンはリミックスでんきを運営している株式会社リミックスポイントの子会社のサービスになります。
同じグループ会社だからこのサービスが可能ということですね。
使い得プランの特徴
使い得プランは基本料金無料で従量料金だけがかかる料金体系を採用しています。
この料金体系は楽天でんきやあしたでんきと同じです。
ちなみに電気料金を紹介しておくとこうなっています。
北海道電力 | 提供なし | |
東北電力 | 0円 | 26.30円 / kWh |
東京電力 | 0円 | 26.30円 / kWh |
北陸電力 | 提供なし | |
中部電力 | 0円 | 26.30円 / kWh |
関西電力 | 0円 | 22.30円 / kWh |
中国電力 | 0円 | 24.30円 / kWh |
四国電力 | 0円 | 24.30円 / kWh |
九州電力 | 0円 | 23.30円 / kWh |
沖縄電力 | 提供なし |
※2021年6月7日
リミックスでんきと他の電力会社と比較
ではこれらのプランの電気料金がお得なのか他の電力会社のプランと比較してみてみたいと思います。
電気代割引プラン
電気代割引プランを見てみたいと思いますが、
ここでは一つ「東京電力従量電灯B相当のプラン」で他のいろいろなおすすめの電力会社のプランと比較して紹介したいと思います。
月 | リミックスでんき | あしたでんき標準プラン | エルピオでんきスタンダードプランS | HTBエナジーウルトラ&プライム東京 | シン・エナジーきほんプラン | 楽天でんきプランS | ENEOSでんきVプラン | 東京電力従量電灯B |
10A100kWh | ー | 2600 | ー | ー | ー | ー | 2274 | 2274 |
20A150kWh | ー | 3900 | ー | 3676.66 | ー | ー | 3693.8 | 3752 |
20A300kWh | ー | 7800 | ー | 7569.16 | ー | ー | 7374.8 | 7724 |
30A200kWh | 5092.70 | 5200 | 5237.2 | 5094.7 | 5111.14 | 5300 | 5206.8 | 5362 |
30A300kWh | 7607.70 | 7800 | 7540.2 | 7653.6 | 7589.14 | 7950 | 7660.8 | 8010 |
40A200kWh | 5364.40 | 5200 | 5190 | 5196.88 | 5367.25 | 5300 | 5492.8 | 5648 |
40A400kWh | 10783.40 | 10400 | 10071 | 10446.88 | 10616.25 | 10600 | 10568.8 | 11353 |
50A300kWh | 8151.10 | 7800 | 7750.4 | 7777 | 8101.36 | 7950 | 8232.8 | 8582 |
50A500kWh | 13959.10 | 13000 | 12906.4 | 12485 | 13643.36 | 13250 | 13476.8 | 14696 |
60A600kWh | 17134.80 | 15600 | 15753.24 | 14982 | 16670.48 | 15900 | 16384.8 | 18039 |
※2021年6月7日
となっていました。
ここでわかることは30Aから利用できるので30Aで電力使用量が少ない家庭では結構お得になるということです。
電力使用量が多くなると他にもお得な電力会社のプランが結構あるという計算結果になりました。
仮想通貨付与プランはお得になるのは同じなのでいいですね。
使い得プラン
使い得プランは同じ電気料金プランの会社で比較すると一目瞭然でわかります。
エリア | 基本料金 | リミックスでんき「使い得プラン」 | 楽天でんき「プランS 」 | Looopでんき「おうちプラン」 | あしたでんき「標準プラン」 |
北海道電力 | 0円 | – | 30.00円/kWh | 29.5円/ kWh | – |
東北電力 | 0円 | 26.30円 / kWh | 26.50円/kWh | 26.4円 / kWh | 26.00円/kWh |
東京電力 | 0円 | 26.30円 / kWh | 26.50円/kWh | 26.4円 / kWh | 26.00円/kWh |
中部電力 | 0円 | 26.30円 / kWh | 26.50円/kWh | 26.4円 / kWh | 26.00円/kWh |
北陸電力 | 0円 | – | 22.00円/kWh | 21.3円/ kWh | – |
関西電力 | 0円 | 22.30円 / kWh | 22.50円/kWh | 22.4円 / kWh | 22.00円/kWh |
中国電力 | 0円 | 24.30円 / kWh | 24.50円/kWh | 24.4円 / kWh | 24.00円/kWh |
四国電力 | 0円 | 24.30円 / kWh | 24.50円/kWh | 24.4円 / kWh | – |
九州電力 | 0円 | 23.30円 / kWh | 23.50円/kWh | 23.4円 / kWh | 23.00円/kWh |
沖縄電力エリア | 0円 | – | 27.00円/kWh | 27.0円/kWh | – |
※2021年6月7日
単純なプランの料金だけならリミックスでんきも結構お得です。
楽天でんきなどは楽天スーパーポイントなどが付いたりするのでそういった特典も加味するとまた微妙なところになってきますけどね。
まとめ
リミックスでんきのチェックポイントをまとめると
・仮想通貨付与プランだと仮想通貨で付与されるので変動次第ではお得になる可能性もある
・使い得プランも悪くない
というところです。
なので電気使用量によってお得かどうかが変わってくるということが言えると思います。
あと面白いのは仮想通貨付与プランですね。
今はそれほどお得ではないかもしれませんけど、上がればお得になりますからね。
ちょっと面白いですね。
電気使用量やプランによっては検討の余地ありですね。
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