電力会社乗り換えを検討していると結構名前が出てくるのが「あしたでんき」です。

よく名前は出てくるけどいいの?

電気料金は安いの?
とか気になっている方も多いと思います。

では早速ですが、おそらく一番気になっている電気料金は安いの?というところから、
先に結論を言うと
ということが言えると思います。
ただ、料金体系が【基本料金0円+従量料金】ということなのですが、安くなるかどうかは電気使用量などによっても変わってくるので、どういった方向けなのかなども紹介していきたいと思います。
ここでは
・あしたでんきのデメリット
・あしたでんきの口コミ・評判
・あしたでんきと他の電力サービスと比較
・あしたでんきの概要
といったところを紹介していきたいと思います。
まずはあしたでんきでチェックしておきたいポイントから紹介したいと思います。
あしたでんきのチェックポイント
ではまず先にあしたでんきでおさえておきたいポイントをまとめて紹介したいと思います。
・標準プランは基本料金無料+従量料金
・対象エリアは少ない
・解約手数料はかからない
・キャンペーンはたまに開催している
といったところになります。
これをそれぞれ一つ一つ見ていきたいと思います。
東京電力の子会社
運営会社はTRENDE株式会社という会社なのですが、このTRENDE株式会社が東京電力ホールディングスのグループ会社になります。
そういったところでまずは安心感というのはあるかと思います。
標準プランは基本料金無料+従量料金
ではここであしたでんきのプランを紹介します。
あしたでんき料金プラン
まずプランは「標準プラン」と「たっぷりプラン」の2種類あります。
標準プランは一般的な家庭向け(300kWh/月以上)で基本料金が0円のプランになります。
たっぷりプランは大人数の家族や電力を多く使う家庭向けで(700kWh/月以上)、基本料金は3,000円で電力量料金の単価が引き下げられているプランです。
では表で紹介したいと思います。

基本的には大体の過程が「標準プラン」になるかと思います。
標準プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 0円 | 26.00円/kWh |
東京 | 0円 | 26.00円/kWh |
中部 | 0円 | 26.00円/kWh |
関西 | 0円 | 22.00円/kWh |
中国 | 0円 | 24.00円/kWh |
九州 | 0円 | 23.00円/kWh |
※2020年8月21日時点
たっぷりプラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 3000円 | 21.50円/kWh |
東京 | 3000円 | 21.50円/kWh |
中部 | 3000円 | 21.50円/kWh |
関西 | 3000円 | 17.50円/kWh |
中国 | 3000円 | 19.50円/kWh |
九州 | 3000円 | 18.50円/kWh |
※2020年8月21日時点
これを見ていただくとわかるのですが、料金プランはわかりやすいですね。

基本料金無料+従量料金の料金体系の他の新電力会社と比べると私が知っている中では2番目くらいに安いです。
そして、電力供給対象エリアが少ないということがわかります。
対象エリアは少ない
電力供給エリアは
となっています。
なので北海道電力エリア、東北電力エリア、北陸電力エリア、四国電力エリア、沖縄電力エリアの方は利用できないということになります。

ずっと対象エリアが増えるのか見ているのですが、増えていませんね。
解約手数料はかからない
解約手数料はかかりません。
ちなみに公式サイトでも
Q,解約時に解約金、違約金などはかかりますか?
A,契約期間内に中途解約されても、解約金等の費用は発生いたしません。
ということで安心ですね。

解約手数料がかかるところとかからないところがありますが、私が調べたところでは新電力会社全体で見ると解約手数料がかからないところの方が多い感じがします。
キャンペーンはたまに開催している
あしたでんきではたまにキャンペーンを開催しています。
随時開催している新電力会社もありますが、あしたでんきは1年に数回といった感じでしょうか。
なのでもしあしたでんきを利用しようと検討している方で焦らないという方はキャンペーンもチェックすると良いと思います。
ただ、いつキャンペーンがあるのかはわかりませんけどね。
ちなみにその他の新電力会社のキャンペーンはこちらです。
では次は気になるあしたでんきのデメリットを見てみたいと思います。
あしたでんきのデメリット
ではデメリットはどういったものがあるのか見てみたいと思います。
供給エリアが限られている
まずはここですね。
供給エリアが限られています。
供給エリア | 東北・東京・中部・関西・中国・九州 |
供給エリア対象外 | 北海道・北陸・四国・沖縄 |
となっています。
沖縄が供給外というところが多いのですが北陸や四国も供給外はその地域の方は残念ですね。
特に対象サービスが少ないエリアの方はこちらもチェックしてみてください。
一人暮らしで電力使用量が少ないと割高に
一人暮らしなどで電力使用量が少ない家庭では旧電力会社よりも割高になる可能性が高いです。
私が一人暮らしで自分の電気使用量を計算したときは関西電力よりも割高になるという結果がでました。
電力エリアでも多少違ってきますけど、基本的には一人暮らしだと割高になる可能性が高いと思います。
二人暮らしなど人数よりも結局は電力使用量などが関係してきます。
申し込みはWEBサイトのみ
電話では申し込みできなくてWEBからのみになります。
最近はどこもwebからのみのところが多いのでデメリットでもないですけどね。
検針票は発行されない(マイページで確認)
これも新電力は一般的ですね。
今はほとんどWEBのマイページでの確認なのでデメリットではないですね。
あしたでんきの口コミ・評判
ではあしたでんきの評判などを見ていきたいと思います。
レビュー・口コミを書いてみる | |
20Aブレーカーきら30Aブレーカーにチェンジ
建物の都合で30A以上は上げられず
あしたでんきに申し込もう pic.twitter.com/xGpWfc09YM
— 鈍行やんしげ号 (@shige9657) 2019年1月22日
あしたでんきに切り替えてから本当にコンスタントに毎月4000円ぐらい電気代安くなってるのでこれまでは何だったのって感じ
— たとぽよ (@Tatopon5) 2019年1月20日
あしたでんきに乗り換えました
固定費削減も立派な資産形成ヽ(´ー`)ノ♪— たいまつ (@taimatsu_21) 2019年1月19日
あしたでんきも21.5円と安い!
ぴたでんは、違約金がいるとこのこと。
安心なとこは、
あしたでんき、
LOOOPでんき
かな(^^)— DORA (@wawa88630712) 2019年2月4日

シミュレーションをしてみるとわかりますが、比較的評判は良いと思います。
料金的にも安くなる方が多いですからね。
ただ、ここで注意点!書き込みがある方々の1ヵ月の電力使用量がわかりませんよね。
ではまず他の電力会社と比較してみていきたいと思います。
あしたでんきと他の電力会社と比較してみる
あしたでんきと関西電力を比較
ではまずはここで関西電力エリアでシミュレーションしたいと思います。
いくつかのパターンで計算して比較したいと思います。
条件は
・全部の月の電気使用量「150kWh(年間電気使用量1,800kWh)」と「300kWh(年間電気使用量3,600kWh)」、「500kWh(年間電気使用量6,000kWh)」
でシミュレーションしてみました。
使用電力 | 関西電力「従量電灯A」 | あしたでんき「標準プラン」 |
月150kWh(年間電気使用量1,800kWh) | 45,224円/年 | 45,841円/年 |
月300kWh(年間電気使用量3,600kWh) | 97,914円/年 | 91,698/年 |
月500kWh(年間電気使用量6,000kWh) | 176,542円/年 | 152,830/年 |
※2020年4月16日にシミュレーション

ある程度電気を使う家庭ならお得になるけど、150kWhなど一人暮らしくらいの電気使用量だと割高になるということです。
ちなみに標準プランとたっぷりプランどちらがお得になるのかも自動で計算してくれて、
900kWhあたりからたっぷりプランのほうがお得になる分岐点です。
わかりやすく良心的です。
当然旧電力会社の料金体系と比べるとお得になるのは普通ですね。
ではここで「あしたでんき」とその他のおすすめ電力業者を比較してみたいと思います。
あしたでんきとその他の新電力会社と比較してみる
まず比較するのは同じ料金体系で人気の楽天でんきやLooopでんきで人気の2業者ですね。
どこも基本料金無料のプランがありますのでそちらで比較したいと思います。
エリア | 基本料金 | 楽天でんき「プランS」 | Looopでんき「おうちプラン」 | あしたでんき(標準プラン) |
北海道 | 0円 | 30.00円/kWh | 29.5円/kWh | – |
東北 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
東京 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
中部 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
北陸 | 0円 | 22.00円/kWh | 21.3円/kWh | – |
関西 | 0円 | 22.50円/kWh | 22.4円/kWh | 22.00円/kWh |
中国 | 0円 | 24.50円/kWh | 24.4円/kWh | 24.00円/kWh |
四国 | 0円 | 24.50円/kWh | 24.4円/kWh | – |
九州 | 0円 | 23.50円/kWh | 23.4円/kWh | 23.00円/kWh |
沖縄 | 0円 | 27.00円/kWh | 27.0円/kWh | – |
こんな感じになりました。

あしたでんき安いですね。
エリアは少ないけど単純に料金が安いのがいいですね。
基本料金無料+従量料金の料金体系の中ではかなり安い方です。
あとピタでんが安いですね。

ここまでは同じ料金体系の新電力会社との比較でした。
さらに料金体系の違う電力会社とも比較したいと思います。
電気料金が安くなる場合が多い「エルピオでんき」と比較してみたいと思います。
条件は
・30A
・全部の月の電気使用量「150kWh(年間電気使用量1,800kWh)」と「300kWh(年間電気使用量3,600kWh)」、「500kWh(年間電気使用量6,000kWh)」
でシミュレーションしてみました。
※2020年4月16日にシミュレーション
使用電力 | エルピオでんき「スタンダードプランS」 | あしたでんき「標準プラン」 |
月150kWh(年間電気使用量1,800kWh) | 48,856円/年 | 49,852円/年 |
月300kWh(年間電気使用量3,600kWh) | 93,369円/年 | 99,717/年 |
月500kWh(年間電気使用量6,000kWh) | 159,319円/年 | 166,195/年 |
「エルピオでんき」は結構安いんですよね。
エルピオでんきはさらにキャンペーンもあってお得になります。
あしたでんきの公式サイトのシミュレーションではいろいろな新電力会社のプランとあしたでんきを比較することができるのでとても便利で参考になると思いますので一度やってみると良いと思います。
では実際にいくつかの電気使用量で東京電力従量電灯B相当のプランでまとめて比較してみたいと思います。
月 | あしたでんき 標準プラン | エルピオでんき スタンダードプランS | HTBエナジー ウルトラ&プライム東京 | シン・エナジー きほんプラン | ピタでん 使った分だけ | 楽天でんき プランS | ENEOSでんき Vプラン |
10A100kWh | 2600 | ー | ー | ー | 2571 | ー | 2274 |
20A150kWh | 3900 | ー | 3676.66 | ー | 3856.5 | ー | 3693.8 |
20A300kWh | 7800 | ー | 7569.16 | ー | 7713 | ー | 7374.8 |
30A200kWh | 5200 | 5237.2 | 5094.7 | 5111.14 | 5142 | 5300 | 5206.8 |
30A300kWh | 7800 | 7540.2 | 7653.6 | 7589.14 | 7713 | 7950 | 7660.8 |
40A200kWh | 5200 | 5190 | 5196.88 | 5367.25 | 5142 | 5300 | 5492.8 |
40A400kWh | 10400 | 10071 | 10446.88 | 10616.25 | 10284 | 10600 | 10568.8 |
50A300kWh | 7800 | 7750.4 | 7777 | 8101.36 | 7713 | 7950 | 8232.8 |
50A500kWh | 13000 | 12906.4 | 12485 | 13643.36 | 12855 | 13250 | 13476.8 |
60A600kWh | 15600 | 15753.24 | 14982 | 16670.48 | 15426 | 15900 | 16384.8 |
エルピオでんきをチェック![]() | HTBエナジーをチェック | シン・エナジーをチェック![]() | ピタでんをチェック | 楽天でんきをチェック![]() | ENEOSでんきをチェック ![]() |
電気使用量が少ない家庭だと他にもお得になる電力会社は多いですが、ある程度多く電気を使用するということなら他のあしたでんきは結構お得です。
東京電力エリアでおすすめの電力会社をまとめて紹介してしていますので良かったらチェックしてみてください。
ではあしたでんきはどういった人におすすめなのかです。
あしたでんきはこういった人におすすめ
・関西電力エリアの方は1ヵ月の電気使用量200kWh以上
東京電力エリアの方は30A以上
まず東京電力エリアの場合A(アンペア)が結構関係してきます。
私がシミュレーションしたところでは東京電力と比較した場合は30A以上であしたでんきがお得になるとでました。
関西電力エリアの方は1ヵ月の電気使用量200kWh以上
関西電力エリアの場合、A(アンペア)ではわかれていないので単純に電気使用量が多いか少ないかでお得かどうかが変わってきます。
私がシミュレーションしたところでは関西電力との比較で言うと1ヵ月の電気使用量200kWh以上であしたでんきがお得になるという結果がでました。
あしたでんき会社概要
会社名 | TRENDE株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区東神田1-16-7 東神田プラザビル2F |
設立日 | 2017年8月 |
資本金 | 411,062,350円 |
という感じです。
まずホームページを見るとかわいらしい落ち着いた感じですね。
会社概要を見るとまだまだ設立して間もない会社ですけど、有名な企業の方などもアドバイザーとして入っているみたいですね。
キャンペーンもチェック
さらにこのページの最初の方にキャンペーンも紹介していますけど、結構お得なキャンペーンを行っていることがあります。
過去にはこんな感じのキャンペーンもありました。
期間 | 2019年12月7日(土)〜 2019年12月27日(金)の21日間 |
キャンペーン内容 | Amazonギフト券4,000円分 プレゼントキャンペーン |
対象者 | キャンペーン期間内に、新規に他電力会社から「あしたでんき」に切り替え申し込みを完了したお客さま |
対象プラン | 「標準プラン」及び「たっぷりプラン」 |
条件面も良いのでお得なキャンペーンのタイミングで利用されるのも良いと思います。
あしたでんきの解約について
これからあしたでんきを利用しようと考えている方は解約についても知っておきたいと思っているかと思います。
まずあしたでんきは解約手数料はかかりません。
いつ解約しても解約手数料がかからないので心配が一つ消えますね。
解約の手続きはというと特に何も必要ありません。
乗り換え先の電力会社が行ってくれるので特に何もすることはありません。
ただ、引越しによる解約の場合はあしたでんきカスタマーセンターに連絡する必要がありますので注意してください。
あしたでんき申し込みの注意点
あしたでんきに申し込む場合、引越しと同時に申し込むことはできません。
関西電力エリアなら一度関西電力なりと契約してからあしたでんきに申し込むという流れになります。

私もソフトバンクのおうちでんきに引越しと同時に申し込もうとしたら一度関西電力で契約してからでないと申し込みできませんでした。
引越しの際には注意してください。
まとめ
あしたでんきは東京電力の子会社で料金も安いということで申し込みは多いようですね。
料金も同じ料金体系の電力会社と比べても安いですし、利用しやすい条件が整っています。
基本料金無料+従量料金の料金体系でいうと私が知っている中ではピタでんの次にあしたでんきが安いと思います。
問題は対象エリアが少ないというところですね。
違う料金体系の新電力会社で言うと【エルピオでんき】なんかもチェックでしょうか。
電気料金も変わる可能性があるので最終確認は公式サイトでお願いします。
コメント