あしたでんきと言えばいろいろある電力サービスの中でもとても知名度があって人気ですね。
その理由としては【電気料金が比較的安い】、【親会社が東京電力】といった安心かもあります。
ですが、
他にも注意点などもあるのであしたでんきの口コミ・評判・デメリット・電気料金を他の電力会社と比較など様々な角度から紹介していきたいと思います。
ここでは
・あしたでんきと他の電力サービスと比較
・あしたでんきのデメリット
・あしたでんきの口コミ・評判
・あしたでんきの概要
といったところを紹介していきたいと思います。
まずはあしたでんきでチェックしておきたいポイントから紹介したいと思います。
あしたでんきのチェックポイント
ではまず先にあしたでんきでおさえておきたいポイントをまとめて紹介したいと思います。
・プランは「標準プラン」と「たっぷりプラン」の2種類
・対象エリアは少ない
・解約手数料はかからない
・キャンペーンはたまに開催している
といったところになります。
これをそれぞれ一つ一つ見ていきたいと思います。
東京電力の子会社
運営会社はTRENDE株式会社という会社なのですが、このTRENDE株式会社が東京電力ホールディングスのグループ会社になります。
そういったところでまずは安心感というのはあるかと思います。
プランは「標準プラン」と「たっぷりプラン」の2種類
ではここであしたでんきのプランを紹介します。
まずプランは「標準プラン」と「たっぷりプラン」の2種類あります。
では表で紹介したいと思います。
基本的には大体の過程が「標準プラン」になるかと思います。
標準プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 0円 | 26.00円/kWh |
東京 | 0円 | 26.00円/kWh |
中部 | 0円 | 26.00円/kWh |
関西 | 0円 | 22.00円/kWh |
中国 | 0円 | 24.00円/kWh |
九州 | 0円 | 23.00円/kWh |
※2021年2月28日時点
たっぷりプラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 3000円 | 21.50円/kWh |
東京 | 3000円 | 21.50円/kWh |
中部 | 3000円 | 21.50円/kWh |
関西 | 3000円 | 17.50円/kWh |
中国 | 3000円 | 19.50円/kWh |
九州 | 3000円 | 18.50円/kWh |
※2021年2月28日時点
これを見ていただくとわかるのですが、料金プランはわかりやすいですね。
基本料金無料+従量料金の料金体系の他の新電力会社と比べると上位にランクされるくらい電気料金は安いです。
対象エリアは少ない
電力供給エリアは
となっていて、電力供給対象エリアが少ないということがわかります。
なので北海道電力エリア、東北電力エリア、北陸電力エリア、四国電力エリア、沖縄電力エリアの方は利用できないということになります。
ずっと対象エリアが増えるのか見ているのですが、増えていませんね。
解約手数料はかからない
解約手数料はかかりません。
ちなみに公式サイトでも
Q,解約時に解約金、違約金などはかかりますか?
A,契約期間内に中途解約されても、解約金等の費用は発生いたしません。
ということで安心ですね。
解約手数料がかかるところとかからないところがありますが、私が調べたところでは新電力会社全体で見ると解約手数料がかからないところの方が多い感じがします。
キャンペーンはたまに開催している
あしたでんきではたまにキャンペーンを開催しています。
随時開催している新電力会社もありますが、あしたでんきは1年に数回といった感じでしょうか。
なのでもしあしたでんきを利用しようと検討している方で焦らないという方はキャンペーンもチェックすると良いと思います。
ただ、いつキャンペーンがあるのかはわかりませんけどね。
では次はあしたでんきの電気料金がどれくらいなのか実際に計算してみたいと思います。
併せて他の電力会社と比較してみていきたいと思います。
あしたでんきと他の電力会社と比較してみる
まず比較するのは同じ料金体系で人気の楽天でんきやLooopでんきで人気の2業者ですね。
どこも基本料金無料のプランがありますのでそちらで比較したいと思います。
エリア | 基本料金 | 楽天でんき「プランS」 | Looopでんき「おうちプラン」 | あしたでんき(標準プラン) |
北海道 | 0円 | 30.00円/kWh | 29.5円/kWh | – |
東北 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
東京 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
中部 | 0円 | 26.50円/kWh | 26.4円/kWh | 26.00円/kWh |
北陸 | 0円 | 22.00円/kWh | 21.3円/kWh | – |
関西 | 0円 | 22.50円/kWh | 22.4円/kWh | 22.00円/kWh |
中国 | 0円 | 24.50円/kWh | 24.4円/kWh | 24.00円/kWh |
四国 | 0円 | 24.50円/kWh | 24.4円/kWh | – |
九州 | 0円 | 23.50円/kWh | 23.4円/kWh | 23.00円/kWh |
沖縄 | 0円 | 27.00円/kWh | 27.0円/kWh | – |
こんな感じになりました。
こうやってみるとあしたでんき安いですね。
エリアは少ないけど単純に料金が安いのがいいですね。
あしたでんきの標準プランは基本料金無料+従量料金の料金体系の中ではかなり安い方です。
では次はいろいろな電力会社と実際に電気料金を計算して比較してみたいと思います。
東京電力エリアの東京電力従量電灯B相当のプランで比較
まずは東京電力従量電灯B相当のプランでまとめて比較してみたいと思います。
月 | あしたでんき標準プラン | エルピオでんきスタンダードプランS | HTBエナジーウルトラ&プライム東京 | シン・エナジーきほんプラン | ピタでん使った分だけ | 楽天でんきプランS | ENEOSでんきVプラン | 東京電力従量電灯B |
10A100kWh | 2600 | ー | ー | ー | 2571 | ー | 2274 | 2274 |
20A150kWh | 3900 | ー | 3676.66 | ー | 3856.5 | ー | 3693.8 | 3752 |
20A300kWh | 7800 | ー | 7569.16 | ー | 7713 | ー | 7374.8 | 7724 |
30A200kWh | 5200 | 5237.2 | 5094.7 | 5111.14 | 5142 | 5300 | 5206.8 | 5362 |
30A300kWh | 7800 | 7540.2 | 7653.6 | 7589.14 | 7713 | 7950 | 7660.8 | 8010 |
40A200kWh | 5200 | 5190 | 5196.88 | 5367.25 | 5142 | 5300 | 5492.8 | 5648 |
40A400kWh | 10400 | 10071 | 10446.88 | 10616.25 | 10284 | 10600 | 10568.8 | 11353 |
50A300kWh | 7800 | 7750.4 | 7777 | 8101.36 | 7713 | 7950 | 8232.8 | 8582 |
50A500kWh | 13000 | 12906.4 | 12485 | 13643.36 | 12855 | 13250 | 13476.8 | 14696 |
60A600kWh | 15600 | 15753.24 | 14982 | 16670.48 | 15426 | 15900 | 16384.8 | 18039 |
こうやってみると電力使用量が少ない家庭ではあしたでんきは電気料金が高いことがわかります。
ある程度電気使用量が多い家庭でないとお得にはならないということがわかりました。
一人暮らしなどで電力使用量が少ない家庭ならまだ東京電力従量電灯Bのままの方が良いということになります。
東京電力エリアでおすすめの電力会社をまとめて紹介してしていますので良かったらチェックしてみてください。
関西電力エリアの関西電力従量電灯A相当のプランで比較
では次は関西電力従量電灯B相当のプランでまとめて比較してみたいと思います。
月 | あしたでんき標準プラン | あしたでんきたっぷりプラン | エルピオでんき使った分だけ Sプラン | HTBエナジーウルトラ 関西 | HTBエナジープライム 関西 | 楽天でんき標準プラン | シン・エナジーきほんプラン | ピタでん使った分だけ | ENEOSでんき関西Aプラン | 関西電力従量電灯A |
100kWh | 2200.00 | 4750.00 | 2220 | 1881.98 | 2405.96 | 2250.00 | 1988.26 | 2159 | 2011.35 | 2068.22 |
150kWh | 3300 | 5625 | 3330 | 2955.88 | 3364.01 | 3375 | 3099.36 | 3238.5 | 3137.25 | 3248.62 |
200kWh | 4400 | 6500 | 4440 | 4129.38 | 4428.51 | 4500 | 4290.86 | 4318 | 4336.75 | 4538.62 |
300kWh | 6600 | 8250 | 6660 | 6476.38 | 6557.51 | 6750 | 6673.86 | 6477 | 6735.75 | 7118.62 |
400kWh | 8800 | 10000 | 8880 | 9141.38 | 8686.51 | 9000 | 9403.86 | 8636 | 9415.75 | 10047.62 |
500kWh | 11000 | 11750 | 11100 | 11806.38 | 10815.51 | 11250 | 12133.86 | 10795 | 12095.75 | 12976.62 |
600kWh | 13200 | 13500 | 13320 | 14471.38 | 12944.51 | 13500 | 14863.86 | 12954 | 14775.75 | 15905.62 |
700kWh | 15400 | 15250 | 15540 | 17136.38 | 15073.51 | 15750 | 17684.02 | 15113 | 17455.75 | 18834.62 |
関西電力エリアでも東京電力エリアと同じようなことが言えて、電力使用量が少ない家庭だとあしたでんきの方が電気料金が高いということになってしまいます。
やはりある程度電気を使用する家庭向けということがわかりました。
関西電力エリアでおすすめの電力会社をまとめて紹介してしていますので良かったらチェックしてみてください。
では次は気になるあしたでんきのデメリットを見てみたいと思います。
あしたでんきのデメリット
ではデメリットはどういったものがあるのか見てみたいと思います。
供給エリアが限られている
まずはここですね。
供給エリアが限られています。
供給エリア | 東北・東京・中部・関西・中国・九州 |
供給エリア対象外 | 北海道・北陸・四国・沖縄 |
となっています。
沖縄が供給外というところが多いのですが北陸や四国も供給外はその地域の方は残念ですね。
特に対象サービスが少ないエリアの方はこちらもチェックしてみてください。
一人暮らしで電力使用量が少ないと割高に
一人暮らしなどで電力使用量が少ない家庭では旧電力会社よりも割高になる可能性が高いです。
私が一人暮らしで自分の電気使用量を計算したときは関西電力よりも割高になるという結果がでました。
電力エリアでも多少違ってきますけど、基本的には一人暮らしだと割高になる可能性が高いと思います。
二人暮らしなど人数よりも結局は電力使用量などが関係してきます。
申し込みはWEBサイトのみ
電話では申し込みできなくてWEBからのみになります。
最近はどこもwebからのみのところが多いのでデメリットでもないですけどね。
検針票は発行されない(マイページで確認)
これも新電力は一般的ですね。
今はほとんどWEBのマイページでの確認なのでデメリットではないですね。
あしたでんきの口コミ・評判
ではあしたでんきの評判などを見ていきたいと思います。
レビュー・口コミを書いてみる | |
20Aブレーカーきら30Aブレーカーにチェンジ
建物の都合で30A以上は上げられず
あしたでんきに申し込もう pic.twitter.com/xGpWfc09YM
— 鈍行やんしげ号 (@shige9657) 2019年1月22日
あしたでんきに切り替えてから本当にコンスタントに毎月4000円ぐらい電気代安くなってるのでこれまでは何だったのって感じ
— たとぽよ (@Tatopon5) 2019年1月20日
あしたでんきに乗り換えました
固定費削減も立派な資産形成ヽ(´ー`)ノ♪— たいまつ (@taimatsu_21) 2019年1月19日
あしたでんきも21.5円と安い!
ぴたでんは、違約金がいるとこのこと。
安心なとこは、
あしたでんき、
LOOOPでんき
かな(^^)— DORA (@wawa88630712) 2019年2月4日
シミュレーションをしてみるとわかりますが、比較的評判は良いと思います。
料金的にも安くなる方が多いですからね。
ただ、ここで注意点!書き込みがある方々の1ヵ月の電力使用量がわかりませんよね。
ではあしたでんきはどういった人におすすめなのかです。
あしたでんきはこういった人におすすめ
・関西電力エリアの方は1ヵ月の電気使用量200kWh以上
東京電力エリアの方は30A以上
まず東京電力エリアの場合A(アンペア)が結構関係してきます。
私がシミュレーションしたところでは東京電力と比較した場合は30A以上であしたでんきがお得になるとでました。
関西電力エリアの方は1ヵ月の電気使用量200kWh以上
関西電力エリアの場合、A(アンペア)ではわかれていないので単純に電気使用量が多いか少ないかでお得かどうかが変わってきます。
私がシミュレーションしたところでは関西電力との比較で言うと1ヵ月の電気使用量200kWh以上であしたでんきがお得になるという結果がでました。
あしたでんき会社概要
会社名 | TRENDE株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区東神田1-16-7 東神田プラザビル2F |
設立日 | 2017年8月 |
資本金 | 411,062,350円 |
という感じです。
まずホームページを見るとかわいらしい落ち着いた感じですね。
会社概要を見るとまだまだ設立して間もない会社ですけど、有名な企業の方などもアドバイザーとして入っているみたいですね。
キャンペーンもチェック
さらにこのページの最初の方にキャンペーンも紹介していますけど、結構お得なキャンペーンを行っていることがあります。
過去にはこんな感じのキャンペーンもありました。
期間 | 2019年12月7日(土)〜 2019年12月27日(金)の21日間 |
キャンペーン内容 | Amazonギフト券4,000円分 プレゼントキャンペーン |
対象者 | キャンペーン期間内に、新規に他電力会社から「あしたでんき」に切り替え申し込みを完了したお客さま |
対象プラン | 「標準プラン」及び「たっぷりプラン」 |
条件面も良いのでお得なキャンペーンのタイミングで利用されるのも良いと思います。
あしたでんきの解約について
これからあしたでんきを利用しようと考えている方は解約についても知っておきたいと思っているかと思います。
まずあしたでんきは解約手数料はかかりません。
いつ解約しても解約手数料がかからないので心配が一つ消えますね。
解約の手続きはというと特に何も必要ありません。
乗り換え先の電力会社が行ってくれるので特に何もすることはありません。
ただ、引越しによる解約の場合はあしたでんきカスタマーセンターに連絡する必要がありますので注意してください。
あしたでんき申し込みの注意点
あしたでんきに申し込む場合、引越しと同時に申し込むことはできません。
関西電力エリアなら一度関西電力なりと契約してからあしたでんきに申し込むという流れになります。
私もソフトバンクのおうちでんきに引越しと同時に申し込もうとしたら一度関西電力で契約してからでないと申し込みできませんでした。
引越しの際には注意してください。
まとめ
あしたでんきは東京電力の子会社で料金も安いということで申し込みは多いようですね。
料金も同じ料金体系の電力会社と比べても安いですし、利用しやすい条件が整っています。
問題は対象エリアが少ないというところですね。
あとはキャンペーンなどを開催していてお得なタイミングがあれば乗り換えるタイミングとしてはいいですね。
解約金や手数料などもかかりませんし、乗り換えもやりやすいですね。
電気料金も変わる可能性があるので最終確認は公式サイトでお願いします。
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