
単純に電力だけ安くというよりも環境に優しいという電力会社が多いですね。
特に太陽光発電システムを利用した電力が多くみられます。
その太陽光発電システムを利用した電力を供給している「じぶん電力」について紹介したいと思います。
ただ、このじぶん電力は自宅に太陽光発電システムを設置してそれを利用して自宅で電力を使用するというシステムになります。
太陽光発電システムの利用設置は0円ですが、電気料金は支払う形になります。
それと太陽光発電システムの設置には条件が結構あるので対象外の場合もあるので下のデメリットのところを読んでいただければと思います。
ではじぶん電力の太陽光初電の料金・メリット・デメリットなどを見てみたいと思います。
じぶん電力とは
まず
します。
TRENDEという会社の所有する太陽光発電システムを自宅に設置してそれを使用するということです。
です。
夜など発電していないときはTRENDEから電気を供給します。
そして、使用した分の電気料金をTRENDEに支払うというシステムです。
契約期間満了になったら太陽光発電システムは無償譲渡となります。
一軒家で自宅で太陽光発電システムを利用したいという方にはこういった方法ですね。
ではじぶん電力の会社について紹介したいと思います。
じぶん電力の会社概要
会社名 | TRENDE株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区東神田1-16-7 東神田プラザビル2F |
創業 | 2017年8月 |
資本金 | 411,062,350円 |
事業内容 | 小売電気事業 |
まだまだ新しくできた会社で電気事業を開始したばかりですね。
主要株主は東京電力ベンチャーズ株式会社や出光興産株式会社(出光昭和シェル)など大手です。
料金的にも僕がおすすめかなと思う「あしたでんき」もこのTRENDE株式会社が運営しています。
ちなみに「じぶん電力」と「あしたでんき」とはサービス内容が違います。
では気になる料金を紹介したいと思います。
じぶん電力の料金プラン
プランは「標準・地球応援プラン」と「デイタイムアシストプラン」の2種類があります。
基本はこちらの標準・地球応援プランになるかと思います。
標準プラン
そして、この標準・地球応援プランも「標準プラン」と「標準プランB」の2種類あって一般的には標準プランかと思います。
地域別に紹介すると
標準プラン | 東北電力エリア | 東京電力エリア | 中部電力エリア | ||
太陽光発電分 | 電力量料金:円 (税込) | 1kWhあたり | 27 | 27 | 27 |
その他供給分 | 基本料金 | 30A | 954.94 | 801.47 | 665.05 |
40A | 1,273.26 | 1,068.63 | 886.73 | ||
50A | 1,591.57 | 1,335.78 | 1,108.42 | ||
60A | 1,909.89 | 1,602.94 | 1,330.10 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 17.74 | 18.93 | 20.18 | |
120kWh超過300kWhまで | 23.87 | 24.91 | 24.08 | ||
300kWh超過分 | 27.25 | 28.43 | 26.47 |
標準プラン | 関西電力エリア | 中国電力エリア | 四国電力エリア | 九州電力エリア | ||
太陽光発電分 | 電力量料金:円 (税込) | 1kWhあたり | 27 | 27 | 27 | 25 |
その他供給分 | 基本料金 | 30A | 0 | 0 | 0 | 835.57 |
40A | 1,114.10 | |||||
50A | 1,392.63 | |||||
60A | 1,671.15 | |||||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 19.26 | 19.84 | 19.5 | 16.63 | |
120kWh超過300kWhまで | 25.19 | 25.9 | 25.5 | 21.63 | ||
300kWh超過分 | 28.44 | 27.48 | 28.45 | 24.07 |
そして標準ブランBはこちらです。
標準プランB | 東北電力エリア | 東京電力エリア | 中部電力エリア | ||
太陽光発電分 | 電力量料金:円 (税込) | 1kWhあたり | 27 | 27 | 27 |
その他供給分 | 基本料金 | 1kVAあたり | 318.31 | 267.15 | 221.68 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 17.74 | 18.93 | 20.18 | |
120kWh超過300kWhまで | 23.87 | 24.91 | 24.08 | ||
300kWh超過分 | 27.25 | 28.43 | 26.47 |
標準プランB | 関西電力エリア | 中国電力エリア | 四国電力エリア | 九州電力エリア | ||
太陽光発電分 | 電力量料金:円 (税込) | 1kWhあたり | 27 | 27 | 27 | 25 |
その他供給分 | 基本料金 | 1kVAあたり | 238.73 | 204.63 | 227.36 | 278.52 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 19.26 | 19.84 | 19.5 | 16.63 | |
120kWh超過300kWhまで | 25.19 | 25.9 | 25.5 | 21.63 | ||
300kWh超過分 | 28.44 | 27.48 | 28.45 | 24.07 |
デイタイムアシストプラン
デイタイムアシストプランは深夜電力プランを契約されている方・オール電化を設置している方に、おすすめのプランということなんです。
システムは昼は割安の太陽光発電の電力、夜は今まで通りの電力会社の電力を使用するというものです。
電力会社 | 参考価格(円) | デイタイム アシストプラン価格(円) |
東北電力 | 28.9 | 28 |
東京電力 | 25.33 | 24 |
中部電力 | 32.56 | 32 |
関西電力 | 30.5 | 30 |
中国電力 | 30.38 | 28 |
四国電力 | 29.47 | 29 |
九州電力 | 23.25 | 22 |
※2019年9月更新
となっています。
じぶん電力のメリット・デメリット
じぶん電力のメリット
太陽光発電システムが設置0円
通常太陽光発電システムを設置するとなると〇〇〇万円という金額がかかってきますけど、150万円相当太陽光発電システムがじぶん電力の場合は0円です。
なぜかというと設置はするけど、太陽光発電分1kWhあたり27円支払うということですね。
契約期間満了後太陽光発電システムはお客様に無償譲渡
契約期間満了後は太陽光発電システムを無償譲渡されます。
さらに契約期間中のメンテナンス費用はかかりません。
太陽光発電分1kWhあたり27円と意外に高いのは太陽光発電システムの代金やメンテナンス料も含まれていると考えると良いと思います。
停電になっても電力が使える
台風や地震などでも太陽光発電の発電している時間であれば発電している分の最大1500Wまでの電気を「非常用コンセント」から使うことができます。
自然災害時には助かります。
環境に優しい
太陽光発電システムということで環境に優しいということが言えると思います。
じぶん電力のデメリット
太陽光発電分1kWhあたり27円と意外に高い
他の新電力会社と比較すると意外に料金が高いということです。
太陽光発電システムが設置0円で利用できるし契約期間中のメンテナンス費用もかからない代わりに電力がかかるということです。
契約期間は20年・途中解約は解約金がかかる
契約期間は20年その後は自分の所有になります。
途中解約は解約金がかかります。
まずここは大事なポイントなので問い合わせてチェックするポイントになります。
申し込み条件・期間がある
まず申し込みに条件があります。
・ 蓄電設備、発電設備(太陽光発電、エネファームなど)が設置 されていない物件
・ 次のエリア以外の物件(北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、沖縄県)
・ お申し込み者、または同居 のご家族の年齢が60歳未満
※上記の他、家屋の強度・日射量・積雪量・塩害の度合いなど審査条件によりご契約のお申し込みをお断りさせていただく場合がございます。
対象外の方も多いと思います。
あとある一定の方々から申し込みがあると申し込み受付終了などとなりますので申し込みできない可能性もあります。
まずは問い合わせですかね。
じぶん電力の口コミ
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まとめ
いろいろな新電力会社があっていろいろな電力会社を利用できるようになりましたけど、このじぶん電力は太陽光発電システムを無料で設置して利用する代わりに電力を支払うというシステムです。
そして、20年契約でその後は契約者に譲渡されるということですね。
電気料金的には高いですけど、この電気料金に太陽光発電システム料金やメンテナンス費用が含まれているということが言えると思います。
環境にやさしく、停電時にも対応しているというところをポイントに置いている方などには良いと思います。
とりあえずは電話で聞きたいことを問い合わせするのが良いと思います。
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