楽天でんきを利用されている方、これから楽天でんきに乗り換えようかと検討している方も多いと思います。
楽天経済圏の方ならガスもセットでお得に利用したいですよね。
楽天ガスってあるの?
ここでそもそも楽天ガスってあるの?というところです。
2020年7月25日現在では楽天でガスのサービスないようですし、いろいろ調べてみましたけど楽天ガス参入という情報も最近は確認できませんでした。
追記:2020年11月24日
楽天がガスサービスをスタートさせています。
楽天電気とのセットでポイントがお得に貯まるということで楽天電気とセットでと考えている方はチェックです。
楽天ガスについてはこちらで詳しく紹介しています。
ということで楽天もガスのサービスをスタートさせましたけど、
実際、電力と都市ガスの企業の参入状況を見てみると電力の方が参入している会社が圧倒的に多く、ガスはとても少ないです。
なぜ都市ガスの参入が少ないのかというと、ガスの確保が難しいということや、ガスの保守管理などコストがかかるということなどいろいろな参入に障壁があるということなんです。
ガスも自由化にはなっていますけど、電気のようにはなかなかいかないようです。
では楽天ガスは現時点ではないのでその他のガスを探すことになるかと思います。
ここで楽天でんきとガスならどこが良いのか?という話になってきます。
楽天でんきと都市ガスのセットならどこ?
まずガスといっても都市ガスとLPガス(プロパンガス)があります。
まず先に都市ガスの話をしたいと思います。
大都市圏の方は都市ガスの方が多いと思います。
楽天ガスもサービスを提供していますが、都市ガスになります。
先ほども紹介したように都市ガスの参入はとても少なく選択肢も限られてきます。
さらに地域によっても違います。
例えば東京ガスでもいくつかの地区があって、東京地区等のガスエリアならいくつかの会社がサービスを提供していますが、それ以外の地域に関してはあまり参入していません。
さらに関西エリアや中部エリアなども参入している都市ガス業者は少ないので選択肢はとても少ないです。
さらに北海道や九州などになってくるとさらに選択肢は少なく、というかほとんどないと思います。
なので選択肢がいくつかある東京ガスエリアの東京地区等でいくつかおすすめを紹介すると
などは良いかもしれませんね。
東京では単純に東京ガスの基準の料金よりも5%安くなるということですから標準料金よりもお得になることしかありませんね。
ガスの場合は供給エリアもチェックしておかないといけませんけどね。
楽天でんきとLPガス(プロパンガス)のセットならどこ?
LPガス(プロパンガス)の場合は本当に数え切れないほどのLPガス業者があって料金は自由に決められるので業者によって料金差が大きいです。
そして、LPガスは地方の方が多いと思います。
おそらくご存じな方も多いと思いますが、LPガスの料金はLPガス業者が自由に設定できます。
なのでLPガス業者によって全然料金が違ってきます。
LP業者によって普通に年間5万円とか違ったりすることもありますからね。
「石油情報センター」というところで地域ごとのLPガス料金の最高値・最低値・平均値などがチェックできます。
例えばで東京都のLPガスの料金を見てみると
東京都の2020年4月の料金(最高値・最低値・平均値)
最高値 | 最低値 | 平均値 | |
基本料金 | 2,200 | 1,296 | 1,737 |
5m3 | 5,500 | 3,350 | 4,389 |
10m3 | 8,758 | 5,470 | 7,014 |
20m3 | 15,683 | 9,570 | 12,199 |
50m3 | 36,458 | 19,580 | 26,710 |
と業者によって大きな差が出てきます。
最高値と最低値の差で言うと10m3なら3,288円の差でこれが12回と計算すると最安値の業者だと最高値の業者に比べて39,456円もお得になるということです。
ここは一括見積りなどを利用して安い業者を探すというのも一つだと思います。
東証一部上場企業グループが運営している「enepi(エネピ)」なんかが知名度も実績もありますね。
楽天でんきは?
ここで楽天でんきをこれから利用しようとしている方、すでに利用している方もいるかと思いますが、楽天でんきとガスのセットはないけど、楽天のサービスをいろいろ利用しているので「やっぱり楽天がお得」という方も多いと思います。
それはそれでよいのですが、楽天でんきだけの料金で言うと実はそんなに安い料金設定ではありません。
たとえば「楽天でんき」と「あしたでんき」の料金体系で比べるとこうなっています。
楽天でんき プランS | あしたでんき 標準プラン | ||
エリア | 基本料金 | 従量料金(税込) | |
北海道電力エリア | 0円 | 30.00円/kWh | ー |
東北電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh | 26.00円/kWh |
東京電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh | 26.00円/kWh |
中部電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh | 26.00円/kWh |
北陸電力エリア | 0円 | 22.00円/kWh | ー |
関西電力エリア | 0円 | 22.50円/kWh | 22.00円/kWh |
中国電力エリア | 0円 | 24.50円/kWh | 24.00円/kWh |
四国電力エリア | 0円 | 24.50円/kWh | ー |
九州電力エリア | 0円 | 23.50円/kWh | 23.00円/kWh |
沖縄電力エリア | 0円 | 27.00円/kWh | ー |
あしたでんきの方がお得です。
実際にいくつかの電力料金で比較するとこうなります。
楽天でんき プランS | あしたでんき 標準プラン | エルピオでんき スタンダードプランS | |
10A100kWh | ー | 2600 | ー |
20A150kWh | ー | 3900 | ー |
20A300kWh | ー | 7800 | ー |
30A200kWh | 5300 | 5200 | 5237.2 |
30A300kWh | 7950 | 7800 | 7540.2 |
40A200kWh | 5300 | 5200 | 5190 |
40A400kWh | 10600 | 10400 | 10071 |
50A300kWh | 7950 | 7800 | 7750.4 |
50A500kWh | 13250 | 13000 | 12906.4 |
60A600kWh | 15900 | 15600 | 15753.24 |
楽天でんきでは楽天スーパーポイントが貯まったりするのでお得なところもあります。
ここで楽天のサービスをいろいろ利用していていろいろ総合的に考えてもやっぱり楽天でんきという方なら問題ないのですが、それほど楽天のサービスを利用していない、ということなら「別の電力会社+別のガス会社」という組み合わせの方がお得になる可能性は高いかと思います。
例えばエルピオでんきなんかは電気料金も安いですし、キャンペーンが魅力的だったりして普通にお得になります。
このあたりは電力使用量や楽天サービスをどれくらい利用しているのかなどによっても変わってきますのでご自身の判断になるのですが一度チェックされると良いと思います。
楽天ガスに関してはこちらで詳しく紹介しています。
ただ、解約金はかからないので一度利用してみて乗り換えも検討しても良いかもしれませんね。
※2020年11月25日更新
※内容が変更されている可能性もあるので公式サイトで確認お願いします。
コメント