楽天でんきは知名度もありますし、利用されている方も多いです。
ただ、関西電力エリアで電気料金がお得なのかどうなのかわからない方も多いと思います。
そこでここでは楽天でんきは関西電力エリアで本当にお得なのか他の電力会社と比較してみていきたいと思います。
先に言うと電力使用量にもよりますが、電力料金だけで見れば、実は他にもお得になる電力会社は結構あります。
ただ、楽天でんきには楽天スーパーポイントなどの楽天だからこその特典があるのでそういったところを総合して考えるとどうか・・・というところが焦点になってくると思います。
そういったところも踏まえてみていきたいと思います。
あと楽天でんきに関してはこちらもチェックしてみてください。
それでは楽天でんきの関西電力エリアの料金プランから見てみたいと思います。
楽天でんきの関西電力エリアの料金プラン
まず楽天でんきの関西電力エリアでは
「事業者向けのプランM」
「動力プラン」
とあるわけですが、一般家庭の場合は基本「個人・家庭向けのプランS」になります。
これが関西電力の従量電灯Aに相当します。
「個人・家庭向けのプランS」の料金プランはというと
関西電力エリア | 0円 | 22.50円/kWh |
です。
とてもシンプルでわかりやすいですね。
ちなみに全国の電力料金はこちらです。
エリア | 基本料金 | 従量料金(税込) |
北海道電力エリア | 0円 | 30.00円/kWh |
東北電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh |
東京電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh |
中部電力エリア | 0円 | 26.50円/kWh |
北陸電力エリア | 0円 | 22.00円/kWh |
関西電力エリア | 0円 | 22.50円/kWh |
中国電力エリア | 0円 | 24.50円/kWh |
四国電力エリア | 0円 | 24.50円/kWh |
九州電力エリア | 0円 | 23.50円/kWh |
沖縄電力エリア | 0円 | 27.00円/kWh |
ではこの楽天でんきの「個人・家庭向けのプランS」がお得なのかどうか比較していきたいと思います。
まずは関西電力従量電灯Aと比較したいと思います。
楽天でんきプランSと関西電力従量電灯Aを比較
実際に計算してみるとこういった計算結果になりました。
楽天でんき標準プラン | 関西電力従量電灯A | |
150kWh | 3375 | 3248.62 |
200kWh | 4500 | 4538.62 |
300kWh | 6750 | 7118.62 |
400kWh | 9000 | 10047.62 |
500kWh | 11250 | 12976.62 |
600kWh | 13500 | 15905.62 |
700kWh | 15750 | 18834.62 |
一人暮らしなど電力使用量が少ない家庭では楽天でんきはかえって高くなる可能性があります。
では楽天でんきと他の電力会社の電気料金を比較してみたいと思います。
楽天でんきと他の電力会社と比較
まずは楽天でんきを同じ料金体系の基本料金0+従量料金の電力会社で比較してみたいと思います。
楽天でんき | あしたでんき | Looopでんき | エルピオでんき | ピタでん | |
基本料金 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
従量料金(1kwhあたり) | 22.50円 | 22.00円 | 22.40円 | 22.20円 | 21.59円 |
楽天でんきが高く、ピタでんが安いという料金になっています。
ここでピタでんとあしたでんきの2プラン、HTBエナジーの2プランと比較したいと思います。
楽天でんき 標準プラン | あしたでんき 標準プラン | あしたでんき たっぷりプラン | HTBエナジー ウルトラ 関西 | HTBエナジー プライム 関西 | ピタでん 使った分だけ | |
150kWh | 3375 | 3300 | 5625 | 2955.88 | 3364.01 | 3238.50 |
200kWh | 4500 | 4400 | 6500 | 4129.38 | 4428.51 | 4318.00 |
300kWh | 6750 | 6600 | 8250 | 6476.38 | 6557.51 | 6477.00 |
400kWh | 9000 | 8800 | 10000 | 9141.38 | 8686.51 | 8636.00 |
500kWh | 11250 | 11000 | 11750 | 11806.38 | 10815.51 | 10795.00 |
600kWh | 13500 | 13200 | 13500 | 14471.38 | 12944.51 | 12954.00 |
700kWh | 15750 | 15400 | 15250 | 17136.38 | 15073.51 | 15113.00 |
楽天でんきを確認 | あしたでんきを確認 | あしたでんきを確認 | HTBエナジーを確認 | HTBエナジーを確認 | ピタでんを確認 |
楽天でんきはどの電力使用量でも一番安いパターンはありませんでした。
むしろ高いという結果になります。
関西電力エリアでおすすめの電力会社をこちらでまとめて紹介しているので良かったらチェックしてみてください。
楽天でんきの特典
まず楽天でんきの特典をまとめると
・楽天でんき申し込みで2,000ポイントプレゼント
・電気料金200円につき1ポイント貯まる
・SPUでポイントが+0.5倍
・楽天カードで支払えば100円毎に1ポイント貯まる
・貯まったポイントは電気代に支払える
楽天でんき申し込みで2,000ポイントプレゼント
楽天でんき申し込みで2,000ポイントプレゼントは他の電力会社で言うとキャンペーンに当たると思います。
これをキャンペーンと考えると他の電力会社の方がお得なものも多いです。
電気料金200円につき1ポイント貯まる
電気料金200円につき1ポイント貯まるはこれを電力使用量で考えてみると10000円の電気料金だった場合、50ポイントです。
それほどでもないですね。
SPUでポイントが+0.5倍
SPUでポイントが+0.5倍というところはどれだけ楽天のサービスを利用しているのかにもよりますが、ポイントとしてはそれほど大きく貯まることはないですね。
楽天カードで支払えば100円毎に1ポイント貯まる
これは単純に楽天カードのポイント還元率が1%ということですね。
そこまでおすすめポイントかと言われると私自身はそうでもないかと思いっています。
貯まったポイントは電気代に支払える
これはいいですね。
楽天で貯まったポイントで使うものがないということなら電気に利用するのもアリかと思います。
こういった感じで楽天をよく利用される方ポイントが貯まったいる方などは利用するのもアリかと思います。
電気料金を安くしたいなら他の電力会社のプランですね。
まとめ
楽天でんきは電気料金だけでは他にも安い電力会社はいろいろあるということです。
むしろ楽天でんきは高いということが言えると思います。
ただ、そこに楽天の強みの楽天サービスがあります。
楽天スーパーポイントも貯まりますし、すでにあるポイントを電力料金にも使えます。
楽天経済圏の方で楽天ヘビーユーザーの方なら楽天でんきも選択肢になるかもしれません。
ただ、ちょっと楽天ユーザーでいろいろなサービスを使っていたとしても、電気料金の安さ重視ということを考えると楽天でんきよりは他の電力会社を利用するという選択になりますね。
ここは個人差ですね。
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