あしたでんきとENEOSでんきといえばどちらも人気の電力会社です。
じゃあこの二つの電力会社はどちらがお得でおすすめなの?
というところですが、
結論から言うと
というのが答えです。
ではどういった方にどちらがお得になるのか一つ一つポイントを比較しながら紹介していきたいと思います。
あしたでんきとENEOSでんきを比較
あしたでんき | ENEOSでんき | |
電力供給エリア | 東北・東京・中部・関西・中国・九州 | 北海道・東北・東京・北陸・中部・関西・中国・四国・九州 |
解約違約金 | かからない | かからない |
キャンペーン・特典 | 定期的におこなっている | 特典が多い |
料金体系 | 基本料金0円+従量料金 基本料金3,000円+従量料金 | エリアによって違う(旧電力会社と同じ料金体系) |
それでは一つ一つ比較してみていきたいと思います。
供給エリア
あしたでんき | ENEOSでんき |
東北・東京・中部・関西・中国・九州 | 北海道・東北・東京・北陸・中部・関西・中国・四国・九州 |
供給エリアではENEOSでんきが多いです。
少し前まではENEOSでんきは4つのエリアだけだったのですが、対象エリアが広くなっています。
あしたでんきはずっと変わりません。
解約違約金
あしたでんき | ENEOSでんき |
かからない | かからない |
解約違約金はどちらもかからないので安心して利用、乗り換えができます。
ただ、eneosでんきの場合は「にねん とく2割」に加入すると違約金がかかってきます。
「にねん とく2割」に加入すると割引が受けられるので長期的に利用するということならeneosでんきもチェックです。
キャンペーン・特典
あしたでんき | ENEOSでんき |
定期的におこなっている | 特典が多い |
あしたでんきもeneosでんきも定期的にキャンペーンを行っています。
常にやっているわけではないので公式サイトでチェックしてみてください。
あとeneosでんきはいろいろ割引など特典があるのでそちらも併せてチェックしてどちらがお得になるのか比較する必要があるかと思います。
あしたでんきとENEOSでんきの料金体系と料金プラン
あしたでんきの料金体系と料金プラン
まずあしたでんきはわかりやすい料金体系で
・基本料金3,000円+従量料金の「たっぷりプラン」
があります。
標準プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 0円 | 26.00円/kWh |
東京 | 0円 | 26.00円/kWh |
中部 | 0円 | 26.00円/kWh |
関西 | 0円 | 22.00円/kWh |
中国 | 0円 | 24.00円/kWh |
九州 | 0円 | 23.00円/kWh |
※2019年12月更新
たっぷりプラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北 | 3000円 | 21.50円/kWh |
東京 | 3000円 | 21.50円/kWh |
中部 | 3000円 | 21.50円/kWh |
関西 | 3000円 | 17.50円/kWh |
中国 | 3000円 | 19.50円/kWh |
九州 | 3000円 | 18.50円/kWh |
※2020年6月更新
一般家庭の方は標準プランになるかと思います。
ENEOSでんきの料金体系と料金プラン
全エリアの掲載は大きくなってしまいますので詳しくはこちらをチェックしていただいて
ここでは東京電力エリアと関西電力エリアを掲載しておきます。
そして、この二つのエリアで比較してみたいと思います。
東京電力エリア
単位 | 料金(税込) | ||||
基本料金(1か月あたり) | 契約電流 | 10A | 1契約 | 286.00円 | |
15A | 〃 | 429.00円 | |||
20A | 〃 | 572.00円 | |||
30A | 〃 | 858.00円 | |||
40A | 〃 | 1,144.00円 | |||
50A | 〃 | 1,430.00円 | |||
60A | 〃 | 1,716.00円 | |||
6kVA以上49kVAまで | 1kVA | 286.00円 | |||
電力量料金 | 第1段階料金 | 120kWhまで | 1kWh | 19.88円 | |
第2段階料金 | 120kWhを超え300kWhまで | 〃 | 24.54円 | ||
第3段階料金 | 300kWhを超えたもの | 〃 | 26.22円 |
関西電力エリアAプラン
料金(税込) | ||
最初の15kWhまで | 285.00円 | |
単位 | 料金(税込) | |
15kWh~120kWhまで | 1kWh | 20.31円 |
120kWhを超え300kWhまで | 1kWh | 23.99円 |
300kWhを超えたもの | 1kWh | 26.80円 |
関西電力エリアBプランもあり
あしたでんきとeneosでんきはそもそも料金体系が違います。
なので普通に比較は難しいです。
そこでいろいろなパターンでシミュレーションしてみたいと思います。
あしたでんきとENEOSでんきを東京電力エリアで比較
まず一般家庭向けの「あしたでんき(標準プラン)」と「ENEOSでんき(東京Vプラン)」で比較したいと思います。
シミュレーション条件はこちら
・「20A」or「30A」or「40A」
・電力使用量4月「100kWh」or「200kWh」or「300kWh」
100kWh | 200kWh | 300kWh | |
20A | 132円eneosでんきがお得 | 3,192円eneosでんきがお得 | 4,617円eneosでんきがお得 |
30A | 3,300円あしたでんきがお得 | 240円あしたでんきがお得 | 1,185円eneosでんきがお得 |
40A | 6,732円あしたでんきがお得 | 3,672円あしたでんきがお得 | 2,247円あしたでんきがお得 |
あしたでんきとENEOSでんきを関西電力エリアで比較
次は関西電力エリアでシミュレーションしてみたいと思います。
一般家庭向けの「あしたでんき(標準プラン)」と「ENEOSでんき(関西Aプラン)」で比較したいと思います。
シミュレーション条件はこちら
・電力使用量4月「100kWh」or「200kWh」or「300kWh」
100kWh | 200kWh | 300kWh |
2,238円eneosでんきがお得 | 656円eneosでんきがお得 | 2,711円あしたでんきがお得 |
という結果になりました。
ここで見えてくることは
・東京電力エリアだとA(アンペア)が高くなるとあしたでんきがお得
・東京電力エリアだとA(アンペア)が高く電力使用量も多い場合はあしたでんきがお得
・関西電力エリアだと月200kWh程度以下ならeneosでんきがお得
・関西電力エリアだと月300kWh程度以上ならあしたでんきがお得
というシミュレーション結果がでました。
あくまでシミュレーション結果なので参考値になります。
キャンペーンや特典もチェック
上の比較は料金のみですが、あしたでんきでもENEOSでんきもそれぞれキャンペーンや割引特典があったりします。
あしたでんき | ・定期的にキャンペーン |
eneosでんき | ・にねん とく2割 ・ENEOSカード・シナジーカード割引 ・特別提携カードでポイント・マイルが通常よりも多くつく ・Tポイントが貯まる ・でんきの困った駆けつけサービス ・ENEOSでんきの見える化サービス |
あしたでんきは定期的にキャンペーンをやっていて申し込みすると〇〇〇〇円分のギフト券プレゼントなどがあったりします。
ただ,こうやってみるとeneosでんきがいろいろ特典がありますが、にねん とく2割は更新月(適用開始から23ヵ月目および24ヵ月目)以外に解約すると解約手数料1,100円(税込)がかかるなどもあります。
ではどちらがお得でおすすめなのかをシミュレーション結果や特典などを合わせてみてみると
あしたでんきがおすすめな人
・東京電力エリアだとA(アンペア)が高く電力使用量も多い場合
・関西電力エリアだと月300kWh程度以上
ENEOSでんきがおすすめな人
・関西電力エリアだと月200kWh程度以下
・関西電力のような料金体系で電気使用量が少ない家庭
・2年以上の継続でいろいろな特典を受けたい
まとめ
ポイントは
・電力使用量+A(アンペア)
・キャンペーン+特典内容
あたりがチェックポイントになるのかなと思います。
どちらも基本解約違約金(ENEOSでんきのにねん とく2割は解約時期によってはかかる)もかからないので乗り換えは簡単ですので始めやすいと思います。
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