北陸電力にはいろいろな電気のプランがあるわけですけど、ここでは「従量電灯ネクスト」について紹介したいと思います。
ではいろいろあるプランの中で「従量電灯ネクスト」はどういった特徴があって電気料金でどれくらいお得なのか他の電力会社を料金比較したりデメリットも紹介したいと思います。
ここでは
・北陸電力の従量電灯ネクストの料金と従量電灯との違い
・北陸電力の従量電灯ネクストと他の電力会社を比較
・北陸電力の従量電灯ネクストの口コミ・評判
・北陸電力の従量電灯ネクストのデメリット
・まとめ
という流れで紹介したいと思います。
まずは北陸電力の従量電灯ネクストのチェックポイントをまとめて紹介します。
北陸電力の従量電灯ネクストのチェックポイント
・ほくリンク&電気deポイントプラス申し込みで電気使用量に応じてポイントが貯まる
といったところです。
この違いです。
そんなに押さえておくべきポイントはないのかなと思います。
ではこれについて見ていきたいと思います。
北陸電力の従量電灯ネクストの料金と従量電灯との違い
まず料金表を見てもらうとわかる通りこれまでの従量電灯A、B、Cと従量電灯ネクストは電気料金は全く同じです。
ちなみに従量電灯Bはこちら
区分 | 単位 | 従量電灯ネクスト | 従量電灯B | |
基本料金 | 10A | 1契約 | 242 | 242 |
15A | 363 | 363 | ||
20A | 484 | 484 | ||
30A | 726 | 726 | ||
40A | 968 | 968 | ||
50A | 1,210.00 | 1,210.00 | ||
60A | 1,452.00 | 1,452.00 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 17.85 | 17.85 |
120kWhをこえ300kWhまで | 21.74 | 21.74 | ||
300kWhをこえる | 23.45 | 23.45 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 181.39 | 181.39 |
同じですね。
では違いはというと
ここです。
ちなみに従量電灯B・Cの方はこれが対象にならないのでお得にポイントを貯めたいなら従量電灯から従量電灯ネクストの契約変更が必要になります。
従量電灯B・Cではポイントが付かないけど従量電灯ネクストはポイントが付いて少しお得になるということです。
ではほくリンク&電気deポイントプラスでどれくらいお得になるのか見ていきたいと思います。
ほくリンク&電気deポイントプラスはどれくらいお得になるのか
まずお得になるのはこの2つです。
2.1年目:200円につき1ポイント、2年目:200円につき2ポイント、3年目:200円につき3ポイント
これのポイントを踏まえてどれくらいの電気使用量でどれくらいポイントが貯まるのか計算してみたいと思います。
従量電灯ネクスト | 200円につき1ポイント | 200円につき2ポイント | 200円につき3ポイント | |
10A100kWh | 2027 | 10ポイント | 20ポイント | 30ポイント |
20A150kWh | 3278.2 | 16ポイント | 32ポイント | 48ポイント |
20A300kWh | 6539.2 | 32ポイント | 64ポイント | 96ポイント |
30A200kWh | 4607.2 | 23ポイント | 46ポイント | 69ポイント |
30A300kWh | 6781.2 | 33ポイント | 66ポイント | 99ポイント |
40A200kWh | 4849.2 | 24ポイント | 48ポイント | 72ポイント |
40A400kWh | 9368.2 | 46ポイント | 92ポイント | 138ポイント |
50A300kWh | 7265.2 | 36ポイント | 72ポイント | 108ポイント |
50A500kWh | 11955.2 | 59ポイント | 118ポイント | 177ポイント |
60A600kWh | 14542.2 | 72ポイント | 144ポイント | 216ポイント |
これ正直大したポイントにはなりませんね。
ここで北陸電力の従量電灯ネクストと他の電力会社を比較してみてみたいと思います。
北陸電力の従量電灯ネクストと他の電力会社を比較
比較する他の電力会社はどこも知名度があるか安い料金設定になっているところです。
北陸電力 従量電灯ネクスト | looopでんき おうちプラン | シン・エナジー きほんプラン | 楽天でんき プランS | ENEOSでんき 北陸Bプラン | |
10A100kWh | 2027 | 2130.00 | ー | ー | 2009.00 |
20A150kWh | 3278.2 | 3195.00 | ー | ー | 3233.20 |
20A300kWh | 6539.2 | 6390.00 | ー | ー | 6377.20 |
30A200kWh | 4607.2 | 4260.00 | 4464.40 | 4400.00 | 4523.20 |
30A300kWh | 6781.2 | 6390.00 | 6520.62 | 6600.00 | 6619.20 |
40A200kWh | 4849.2 | 4260.00 | 4677.36 | 4400.00 | 4765.20 |
40A400kWh | 9368.2 | 8520.00 | 9029.36 | 8800.00 | 9030.20 |
50A300kWh | 7265.2 | 6390.00 | 6990.10 | 6600.00 | 7103.20 |
50A500kWh | 11955.2 | 10650.00 | 11538.10 | 11000.00 | 11441.20 |
60A600kWh | 14542.2 | 12780.00 | 14046.84 | 13200.00 | 13852.20 |
Looopでんきをチェック | シン・エナジーをチェック![]() | 楽天でんきをチェック![]() | ENEOSでんきをチェック ![]() |
北陸電力の従量電灯ネクストは単純な料金です。
これにポイント分割引してどうかですが、他の電力会社もここからポイントでお得になったり割引になったり特典があるところも多いです。
そう考えると単純に料金でも他の電力会社の方がお得ですが、さらにポイントや特典などを考えるとさらに他の電力会社の方がお得になる可能性があるかと思います。
では北陸電力の従量電灯ネクストの口コミ・評判を見てみたいと思います。
北陸電力の従量電灯ネクストの口コミ・評判
北陸電力の電気deポイントに入るのに従量電灯ネクストに入らないとダメなんだけど、初回振替割引が適用外になるのか(54円引き)
— ねっす~ (@n_type) August 18, 2018
北陸電力の従量電灯ネクストってプランが全然よくわからないので、明日電話で聞いてみることにします。
携帯電話といい電気料金といい、こういうわかりにくい説明をして情報弱者が騙されていくんですね。
下の方に小さい文字でごちゃごちゃ書くのっていつから始まったのだろう。— サクラ@富山の遊び場! (@toyama_asbb) January 17, 2019
電気deポイントプラス申し込んだ。従量電灯ネクストがよく分からんけど、名前が変わるだけかな(笑)
— スターウィン (@start_xwinsh) August 18, 2018

実際に従来の従量電灯との違いがわかっていない方も多いようですし、いろいろ記載されていて良く分からないという方もいるようです。
それで下にゴチャゴチャ書かれている内容にも関係してくるのですが、北陸電力の従量電灯ネクストのデメリットを紹介したいと思います。
北陸電力の従量電灯ネクストのデメリット
・ポイントが付いて多少お得になるがそんなにお得にならない
・紙面での検針票、契約振込票の発行は手数料がかかる
電気料金は従来の従量電灯と変わらない
電気料金は従来の従量電灯と変わりません。
なので電気料金を安くしたいという方は他の電力会社が良いと思います。
ポイントが付いて多少お得になるがそんなにお得にならない
電気料金は従来の従量電灯と変わりませんがポイントが付く分お得にはなります。
ただ、ポイントは微々たるもので他の電力会社の電気料金や特典などと比較して考ええても魅力はあまりありませんね。
紙面での検針票、契約振込票の発行は手数料がかかる
紙面の検針票(発行手数料1通110円)、契約振込票(発行手数料1通220円)などが有料化になるのでネットでチェックすることになります。
もし紙でほしいということなら有料でもらうか従量電灯B・Cでの契約の継続になります。
ここに関しては他の電力会社も同じところが多いです。
あと従量電灯B・Cから従量電灯ネクストに切り替えたときと注意点をまとめると
・紙面での検針票、契約振込票の有料化
・停電等の料金割引の廃止
・燃料調整制度の見直し(上限廃止)
など
があります。
まとめ
北陸電力の従量電灯ネクストは正直そんなにお得になるプランではないと私は思います。
電気料金は従来と一緒でポイントも微々たるものなのでこれはあまりメリットを感じられませんね。
それだったら他の電力会社を選択したところでしょうか。
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