ほくでん(北海道電力)にはいろいろな電気のプランがあるわけですけど、ここでは「エネとくポイントプラン」について紹介したいと思います。
ではいろいろあるプランの中で「エネとくポイントプラン」はどういった特徴があって電気料金でどれくらいお得なのか他の電力会社を料金比較したりデメリットも紹介したいと思います。
ここでは
・ほくでんのエネとくポイントプランの料金の特徴
・ほくでんのエネとくポイントプランと他の電力会社を比較
・ほくでんのエネとくポイントプランの口コミ・評判
・ほくでんのエネとくポイントプランのデメリット
・まとめ
という流れで紹介したいと思います。
まずはほくでんのエネとくポイントプランのチェックポイントをまとめて紹介します。
ほくでんのエネとくポイントプランのチェックポイント
・従量電灯Bより毎月の基本料金が110円安くなり、ほくでんエネモールのエネモポイントが毎月の電気料金200円につき、1ポイント(1円相当)貯まる
といったところです。
一般の家庭向けでポイントが貯まりやすいプランになっています。
ではほくでんのエネとくポイントプランの料金の特徴を見てみたいと思います。
ほくでんのエネとくポイントプランの料金の特徴
ではまずほくでん従量電灯Bと合わせて比較してみてみたいと思います。
エネとくポイントプラン | 従量電灯B | |||
基本料金 | 10A | 1契約 | 231円00銭 | 341円00銭 |
15A | 401円50銭 | 511円50銭 | ||
20A | 572円00銭 | 682円00銭 | ||
30A | 913円00銭 | 1,023円00銭 | ||
40A | 1,254円00銭 | 1,364円00銭 | ||
50A | 1,595円00銭 | 1,705円00銭 | ||
60A | 1,936円00銭 | 2,046円00銭 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 23円98銭 | 23円98銭 |
120kWhをこえ280kWhまで | 30円27銭 | 30円27銭 | ||
280kWhをこえる分 | 33円99銭 | 33円99銭 |
これでわかることは基本料金は110円安くなりますが、電力量料金は変わりません。
あとこれに電気料金200円につき、1ポイント(1円相当)たまるというプランですね。
では実際にいくつかの電気使用量で計算してみたいと思います。
これは単純に料金表を基に計算した結果です。
エネとくポイントプラン | 北海道電力従量電灯B | |
20A100kWh | 2970.00 | 3080.00 |
20A150kWh | 4357.70 | 4467.7 |
20A300kWh | 8972.60 | 9082.6 |
30A200kWh | 6212.20 | 6322.2 |
30A300kWh | 9313.60 | 9423.6 |
40A200kWh | 6553.20 | 6663.2 |
40A400kWh | 13053.60 | 13163.6 |
50A300kWh | 9654.60 | 10105.6 |
50A500kWh | 16793.60 | 16903.6 |
60A600kWh | 20533.60 | 20643.6 |
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでいません
そして、次はポイント獲得分を差し引いて計算したのがこちらです。
例えば30A300kWhの場合、200円で1ポイントなので9313.60円なので9200円でポイントは46ポイントになります。
1ポイント1円なので46ポイント(46円)を上のエネとくポイントプランの電気料金から引いて計算しています。
そうするとこちらになります。
エネとくポイントプラン | 北海道電力従量電灯B | |
20A100kWh | 2956.00 | 3080.00 |
20A150kWh | 4336.70 | 4467.70 |
20A300kWh | 8928.60 | 9082.60 |
30A200kWh | 6181.20 | 6322.20 |
30A300kWh | 9267.60 | 9423.60 |
40A200kWh | 6521.20 | 6663.20 |
40A400kWh | 12988.60 | 13163.60 |
50A300kWh | 9606.60 | 10105.60 |
50A500kWh | 16710.60 | 16903.60 |
60A600kWh | 20431.60 | 20643.60 |
通常燃料費調整額もポイントの対象になりますが、ここには含んでいません。
ではこれが本当にお得なのかほくでんのエネとくポイントプランと他の電力会社を比較してみたいと思います。
ほくでんのエネとくポイントプランと他の電力会社を比較
北海道電力エリアが対象で従量電灯B相当のプラン相当でおすすめの電力会社と比較したいと思います。
エネとくポイントプラン | looopでんき 「おうちプラン」 | ピタでん 「使った分だけプラン」 | HTBエナジー 「ウルトラ・プライム 北海道」 | 楽天でんき プランS | |
20A100kWh | 2956.00 | 2950 | 2877 | 3018.36 | ー |
20A150kWh | 4336.70 | 4425 | 4315.5 | 4193.36 | ー |
20A300kWh | 8928.60 | 8850 | 8631 | 7914.56 | ー |
30A200kWh | 6181.20 | 5900 | 5754 | 5943.22 | 6000.00 |
30A300kWh | 9267.60 | 8850 | 8631 | 8859.22 | 9000.00 |
40A200kWh | 6521.20 | 5900 | 5754 | 6131.28 | 6000.00 |
40A400kWh | 12988.60 | 11800 | 11508 | 12111.68 | 12000.00 |
50A300kWh | 9606.60 | 8850 | 8631 | 8937.5 | 9000.00 |
50A500kWh | 16710.60 | 14750 | 14385 | 14327.5 | 15000.00 |
60A600kWh | 20431.60 | 17700 | 17262 | 17193 | 18000.00 |
Looopでんきをチェック | ピタでんをチェック | HTBエナジーをチェック | 楽天でんきをチェック |
※エネとくポイントプランはポイント加算分は電気使用量から割り引いて計算しています。
それでも他の電力会社の方が圧倒的にお得になります。
楽天でんきなどは楽天スーパーポイントなども貯まりますからね。
ただ、それを加味しても他の電力会社の方がお得になる可能性がありますけどね。
あと他のシーズンプラスbプランもチェックされると良いと思います。
こちらで北海道電力エリアでおすすめの電力会社を比較して紹介しています。
それではほくでんのエネとくポイントプランの口コミ・評判を見てみたいと思います。
ほくでんのエネとくポイントプランの口コミ・評判
ほくでんエネモールに登録すると,
電気使用料と請求金額の履歴がまるわかり。
独り身なので現状でも平均より安いですが,
エネとくポイントプランに変更して毎月110円さらにお安く☺#北海道電力 #ほくでん #エネとくポイントプラン #ハガキ #ほくでんエネモール pic.twitter.com/UErnTHOCdS— 北海道クラシック (@WoWjEuS9MZMc1rY) June 17, 2020
楽天でんきにしたいけど、北海道の単価高いんだよなぁ。ほくでんのエネとくポイントプランより安くなればなぁ…値下げしてくれないかなー
— フリーダム・RM・ムルナウ (@nupeki) August 4, 2020
(北電さんのHPで比較表があるかも。。)
結果
:宣伝通り基本料金が110円安くかつポイントがもらえるという,うれしいプラン☺ただし,
・ほくでんエネモールへの登録が必要
・オール電化住宅の人はむしろ高くなる
に注意が必要。私はプラン変更して,無駄を省きます☺#北海道電力 #エネとく pic.twitter.com/TzBgzNJqi9
— 北海道クラシック (@WoWjEuS9MZMc1rY) June 17, 2020
電気を従量電灯BからエネとくポイントプランBに先月から変えたら電気代が6000円台なのが4000円台になって2000円近く安くなった プラン変えた以外にはトイレの便座の電源切ったぐらいで安くなるっていってもせいぜい500円ぐらいだと思ってたから何があったのか自分でもよくわからない
— れな (@renakyoon) March 19, 2020
みなさんほくでんの従量電灯Bや楽天でんきくらいしか比較はしていないようですね。
他にもお得になる電力会社はあるんですけどね。
ではほくでんのエネとくポイントプランのデメリットを見てみたいと思います。
ほくでんのエネとくポイントプランのデメリット
・ポイントを加味しても他にもお得な電力会社がある
・オール電化は割高になる可能性がある
電気料金自体はそれほどお得にはならない
電気使用量が大きくなると安くなるのかどうか重要となるのが電力量料金の部分ですが、ここは従量電灯Bと変わらず基本料金が少しお得になるというプランです。
なので電気使用量がすごく少ない家庭の場合はお得になる可能性も出てきますが、電気使用量が多い家庭ではそれほどお得にはならないということです。
ポイントを加味しても他にもお得な電力会社がある
電気使用量に対してポイントがもらえますが、ポイント還元率が0.5%で実際に計算するとそこまでお得とは言えないのかなと思います。
普通に電気使用量がお得になる方が良いという方は別の電力会社か別のプランですね。
オール電化は割高になる可能性がある
基本オール電化向けのプランではありませんのでオール電化の家庭では割高になる可能性があります。
まとめ
ほくでんのエネとくポイントプランはポイントが多く貯まるということですが、そこまでお得にはならないですし、そもそも電気料金を安くと考えるのであれば他のプランや電力会社もチェックした方が良いのかなと私は思います。
もっと料金プランが安くなるかポイントがもらえるなら考えても良いかと思います。
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